特許
J-GLOBAL ID:200903068996218545

熱間加工性および耐食性に優れた高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297115
公開番号(公開出願番号):特開平7-150251
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 熱間加工性および耐食性に優れた高靭性マルテンサイト系継目無鋼管の製造法。【構成】 C≦0.05、Si≦0.50、Mn≦1.0 、P≦0.03、S≦0.01、Cr:11〜17、Cu:0.2 〜7%未満、Ni:1.5 〜5 、Al≦0.05、N:0.02〜1 で或いは更にMo:0.5 〜2 でC+ 0.8N≧0.06(以上wt.%)を満足する成分を含む鋼を熱間加工後、Ac3 +10°C〜Ac3 + 200°Cに加熱し室温まで冷却し、或いは更にAc1 〜Ac3 に加熱し室温まで冷却した後、Ac1 以下で焼戻し処理することを特徴とする。【効果】 ?@耐食性はC≦0.05とし、Cr,Ni,Cu或いは更にMoを添加すれば良好。特にCuは0.2%以上の添加で有効。?A熱間加工性はC+ 0.8N≦0.06を満足すれば良好。また、Cuを1%未満に制限すれば熱間加工時の表面疵の発生を抑えることができる。
請求項(抜粋):
重量%でC ≦0.05%、Si≦0.50%、Mn≦1.0%、P ≦0.03%、S ≦0.01%、Cr:11〜17%、Cu:0.2〜1%未満、Ni:1.5〜5%、Al≦0.05%、N :0.02〜0.1%で、かつC+0.8N>0.06を満足する成分を含有して残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を継目無鋼管に熱間加工して低温度まで冷却した後、Ac3 変態点+10°C〜Ac3 変態点+200°Cの温度に加熱し続いて低温度まで空冷以上の冷却速度にて冷却し、しかる後、Ac1 変態点以下の温度にて焼戻し処理することを特徴とする熱間加工性および耐食性に優れた高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法。
IPC (6件):
C21D 9/08 ,  C21D 6/00 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/42 ,  C22C 38/44
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る