特許
J-GLOBAL ID:200903078971421201

座屈拘束型軸力負担部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-150777
公開番号(公開出願番号):特開2006-328688
出願日: 2005年05月24日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】鋼製で断面十字形の芯材と4本の山形鋼の拘束材を用いた座屈拘束型の軸力負担部材において、特別な部材を付加することなく、局部座屈に対して十分な拘束効果を発揮でき、芯材のエネルギー吸収能力を100%使用できるようにする。 【解決手段】断面十字形の芯材鋼板2の材軸方向の中間部に降伏部2Aを設け、両端部に構造物への取付部2Bを設け、断面十字形の降伏部2Aに4本の山形鋼の拘束材3を断面十字状に組み付け、芯材鋼板2の各片を挟む一対の拘束材3同士をスペーサー4とボルト5・ナット6で接合してなる座屈拘束型の軸力負担部材1において、拘束材3の板厚TaをTa≧0.4×Tcとし、かつ、拘束材3を組み立てるボルトのピッチpをp≦50×Tc(Tc:芯材の板厚)とすることにより、地震等の外力により芯材が伸縮変形する際、圧縮時に座屈せずに降伏変形できるようにする。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
軸力を負担する鋼製で断面十字形の芯材の各片を鋼製で断面山形の拘束材で挟み、拘束材同士をボルトで接合して拘束材を芯材に組み付けることにより、芯材の座屈を拘束する座屈拘束型軸力負担部材において、 芯材の板厚をTcとしたとき、拘束材の板厚Taが Ta≧0.4×Tc であり、かつ、拘束材を組み立てるボルトのピッチpが p≦50×Tc であることを特徴とする座屈拘束型軸力負担部材。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  E04B 1/58
FI (2件):
E04H9/02 311 ,  E04B1/58 D
Fターム (9件):
2E125AA33 ,  2E125AB02 ,  2E125AB03 ,  2E125AD04 ,  2E125AE13 ,  2E125AG02 ,  2E125AG12 ,  2E125AG34 ,  2E125AG38
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 座屈補剛部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-314453   出願人:日本鋼管株式会社
  • 座屈拘束ブレース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-198451   出願人:住友金属工業株式会社
審査官引用 (4件)
  • ブレース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-326772   出願人:大成建設株式会社
  • 制振部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-195165   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 鋼管補剛ブレース材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-033847   出願人:JFEスチール株式会社
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