特許
J-GLOBAL ID:200903079052485330

車載電気負荷の給電制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-288929
公開番号(公開出願番号):特開2008-107157
出願日: 2006年10月24日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】複数の電気負荷とその正極側配線、負極側配線および転流回路の断線検出を行い、異常履歴を識別保存することのできる車載電気負荷の給電制御装置を提案する。【解決手段】電気負荷103a〜103fは、駆動電源101から開閉素子131a〜131c、181a〜181fを介して通電制御され、各電気負荷に並列接続された転流ダイオード146a〜146fのアノード端子は、外部共通負線104、104x、104yまたは外部個別負線104a〜104cによって各電気負荷の負荷GND3に接続される。外部共通負線または外部個別負線の断線異常は、負線断線異常検出回路160A〜160Cによって検出される。各電気負荷の負荷電流は、電流検出抵抗141a〜141fと電流検出用差動増幅回路150a〜150fによって検出され、目標電流に比べて検出電流が乖離していると個別異常と判定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流駆動電源から複数の電気負荷のそれぞれに開閉素子を介して給電する複数の負荷給電回路と、前記各電気負荷の負荷電流を転流する複数の負荷転流回路と、前記各開閉素子に対して通電指令出力を供給する給電制御回路とを含む給電制御ユニットを備え、前記各負荷給電回路と、前記各負荷転流回路と、前記給電制御回路を、前記給電制御ユニットの筐体に収納した車載電気負荷の給電制御装置であって、 前記複数の負荷転流回路には、それぞれ転流ダイオードが接続され、これらの転流ダイオードは、前記各負荷給電回路の前記開閉素子がオンからオフに変化したときに前記電気負荷に流れていた電流を還流するように前記各電気負荷に対して並列接続され、前記各転流ダイオードは、外部負線により前記給電制御ユニットの内部グランド回路とは分離して前記筐体の外部で車体接続され、 前記給電制御回路は、個別異常検出回路と、負線断線異常検出回路と、異常処理手段と、異常履歴記憶手段とを含み、 前記給電制御回路は、マイクロプロセッサを用いて構成され、前記マイクロプロセッサは、少なくとも前記各開閉素子に対する通電指令手段となる制御プログラムが格納された不揮発プログラムメモリと、データメモリと、演算処理用RAMメモリと、多チャンネルAD変換器と協働して動作するように構成され、 前記個別異常検出回路は、前記各電気負荷に対する給電電気量を検出する複数の給電状態検出回路と、前記各電気負荷の中のある電気負荷に対する前記給電電気量が目標給電電気量から乖離しているときに、その電気負荷と、その電気負荷の正極側配線と、その電気負荷の負極側配線と、その電気負荷に対応する前記開閉素子の中の少なくとも1つが、断線と短絡の何れかである個別異常状態を判定する手段とを有し、 前記負線断線異常検出回路は、前記各転流ダイオードのアノード側電位が、前記給電制御ユニットの内部グランド回路とは異なる電位となっていることを検出して、前記外部負線の断線異常状態を判定する回路であり、 前記異常処理手段は、前記個別異常状態と前記外部負線の断線異常状態の少なくとも一方が検出されたときに、前記開閉素子に対する通電指令出力を停止するとともに、その異常報知を行なう手段であり、 前記異常履歴記憶手段は、前記個別異常状態と、前記外部負線の断線異常状態の発生履歴を識別して前記データメモリに格納保存する手段である ことを特徴とする車載電気負荷の給電制御装置。
IPC (5件):
G01R 19/00 ,  G01R 19/165 ,  B60R 16/02 ,  G01R 31/02 ,  G01M 17/007
FI (5件):
G01R19/00 B ,  G01R19/165 K ,  B60R16/02 650J ,  G01R31/02 ,  G01M17/00 Z
Fターム (14件):
2G014AA02 ,  2G014AA03 ,  2G014AA04 ,  2G014AB24 ,  2G014AB28 ,  2G014AC19 ,  2G035AC01 ,  2G035AD26 ,  2G035AD28 ,  2G035AD65 ,  5H030AA06 ,  5H030AS08 ,  5H030BB21 ,  5H030FF44
引用特許:
出願人引用 (2件)

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