特許
J-GLOBAL ID:200903031952331211

リニアソレノイド故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-276244
公開番号(公開出願番号):特開2000-114039
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 リニアソレノイドの配線系またはコイルのグランドショート時の状態を短時間に検出し、駆動段としてのトランジスタや抵抗素子等の劣化、破壊を防止すること。【解決手段】 リニアソレノイドLSの駆動電流iに対応し電流検出回路10にて検出された出力電圧VB が抵抗素子RA とコンデンサCとからなる積分回路700にて安定化され、その出力電圧VC が得られる。ここで、リニアソレノイドLSがグランドショートとなると電流検出回路10からの出力電圧VB が急峻な立上がりとなるが、抵抗素子RA に並列に接続されたダイオードD3 を介して積分回路700の出力電圧VC に直ちに反映される。つまり、積分回路700からの出力電圧VC がフェイル判定電圧以上となるまでのグランドショート故障検出時間が極めて少ない時間で済むため、リニアソレノイドLSの駆動段としてのトランジスタTr や抵抗素子R1 の劣化、破壊が防止される。
請求項(抜粋):
駆動電流の大きさに応じて所定の変位量を得るリニアソレノイドと、前記駆動電流を制御するための駆動回路と、前記駆動電流に対応する出力値を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路の出力値を積分する抵抗素子とコンデンサとからなる積分回路と、前記積分回路における前記抵抗素子に並列に接続され、前記電流検出回路からの前記出力値の立上がりに追従し、前記電流検出回路からの前記出力値に対応した所定値を前記積分回路からの出力値に加算する少なくとも1つの電気素子とを具備することを特徴とするリニアソレノイド故障検出装置。
FI (2件):
H01F 7/18 Z ,  H01F 7/18 K
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • リニアソレノイドの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-020127   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平4-088879
  • 特開平3-256515
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