特許
J-GLOBAL ID:200903079061508369

容器用鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 亀谷 美明 ,  金本 哲男 ,  萩原 康司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-163195
公開番号(公開出願番号):特開2009-001853
出願日: 2007年06月20日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】クロメート処理に替わる表面処理を行った場合でも、優れた耐食性及び製缶加工性を有する容器用鋼板とその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の容器用鋼板は、めっき鋼板と、このめっき鋼板上に形成され、金属ジルコニウム量で0.1mg/m2〜9mg/m2のジルコニウムを含有するジルコニウム皮膜、リン量で0.1〜8mg/m2のリン酸を含有するリン酸皮膜、及び炭素量で0.05〜8mg/m2のフェノール樹脂を含有するフェノール樹脂皮膜から選択された少なくとも2種以上の皮膜を含む化成処理皮膜層とを有し、化成処理皮膜層中の任意の粒子の一端と他端とを結ぶ線分のうち最大の長さを有する線分である長径の長さをa(nm)、粒子の一端と他端とを結ぶ線分であり長径と直交する線分のうち最大の長さを有する線分である短径の長さをb(nm)としたとき、(a+b)/2≦200(nm)である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
鋼板表面にニッケルめっきまたは鉄-ニッケル合金めっきを施した下地ニッケル層が形成され、前記下地ニッケル層上に施されたスズめっきの一部と前記下地ニッケル層の一部または全部とが合金化された島状スズを含むスズめっき層が形成されためっき鋼板と、 前記めっき鋼板上に形成され、1種または2種以上のジルコニウム化合物から形成され金属ジルコニウム量で0.1mg/m2〜9mg/m2のジルコニウムを含有するジルコニウム皮膜、1種または2種以上のリン酸化合物で形成されリン量で0.1〜8mg/m2のリン酸を含有するリン酸皮膜、及び炭素量で0.05〜8mg/m2のフェノール樹脂を含有するフェノール樹脂皮膜から選択された少なくとも2種以上の皮膜を含む化成処理皮膜層と、 を有し、 前記化成処理皮膜層中の任意の粒子の一端と他端とを結ぶ線分のうち最大の長さを有する線分である長径の長さをa(nm)、前記粒子の一端と他端とを結ぶ線分であり前記長径と直交する線分のうち最大の長さを有する線分である短径の長さをb(nm)としたとき、(a+b)/2≦200(nm)であることを特徴とする、容器用鋼板。
IPC (2件):
C23C 28/00 ,  C25D 9/08
FI (2件):
C23C28/00 B ,  C25D9/08
Fターム (17件):
4K028AA02 ,  4K044AA02 ,  4K044BA06 ,  4K044BA10 ,  4K044BA12 ,  4K044BA17 ,  4K044BA21 ,  4K044BB05 ,  4K044BB08 ,  4K044BB11 ,  4K044BC02 ,  4K044BC05 ,  4K044CA12 ,  4K044CA13 ,  4K044CA16 ,  4K044CA18 ,  4K044CA42
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る