特許
J-GLOBAL ID：200903079090345320

FIRフィルタおよびそれを使用したヘッドホン装置並びにスピーカ装置

発明者：
山田 裕司

山田 裕司 について

, 
稲永 潔文

稲永 潔文 について


出願人/特許権者：
ソニー株式会社

ソニー株式会社 について


代理人 (1件)： 山口 邦夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-002324
公開番号（公開出願番号）：特開平10-201000
出願日： 1997年01月09日
公開日（公表日）： 1998年07月31日
要約：
【要約】【課題】必要な遅延器の個数を大幅に削減し、回路規模の低減やコストダウンを図る。【解決手段】頭外音像定位型ヘッドホン装置の信号処理回路13である。音源に対応する音声信号Saに対し、FIRフィルタ部20Lでは音源から受聴者の左耳に至る伝達関数HLを時間軸に変換したインパルス応答を畳み込んで左音声信号Sblを形成し、FIRフィルタ部20Rでは音源から受聴者の右耳に至る伝達関数HRを時間軸に変換したインパルス応答を畳み込んで右音声信号Sbrを形成する。ヘッドホンを音声信号Sbl,Sbrで駆動するとき、音声信号Saによる音像は音源の位置に定位する。フィルタ部20L,20Rの遅延線を構成する遅延器22が共通に使用され、必要な遅延器22の個数は大幅に少なくなる。
請求項（抜粋）：
複数のFIRフィルタ部を有し、上記複数のFIRフィルタ部は、それぞれ直列接続された複数の遅延器で構成される遅延線と、この遅延線の各タップの信号にそれぞれ係数を乗算する複数の乗算器と、これら複数の乗算器の出力信号を加算する加算器とからなり、上記複数のフィルタ部の遅延線を構成する遅延器の一部または全部を共通にすることを特徴とするFIRフィルタ。
IPC (2件)：
H04S 1/00 ,  H03H 17/06 655
FI (4件)：
H04S 1/00 L ,  H04S 1/00 D ,  H04S 1/00 K ,  H03H 17/06 655 D
引用特許：
審査官引用 (10件)
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