特許
J-GLOBAL ID:200903079096290099

燃料電池発電装置の起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-259013
公開番号(公開出願番号):特開2002-075426
出願日: 2000年08月29日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 定常運転に至るまでの起動時間が短く、窒素ガス等を用いる必要のない、燃料電池発電装置の起動方法を提供すること。【解決手段】 燃料電池発電装置の起動方法において、加熱された改質器触媒層を通った原燃ガスをCO除去装置に通すことにより、前記装置の触媒層の温度を反応温度以上に昇温させる方法で、第1方法は起動運転において原燃ガスを連続的に流し、改質器触媒層の温度が炭素析出温度に達した時点以降において改質器に水蒸気を導入しその後改質器触媒層温度を改質反応温度にまで昇温させる方法であり、第2方法は、加熱された改質器触媒層の温度がCO除去装置の反応温度に達した時点(ただし、炭素を析出させない)で原燃ガスを改質器に導入し、CO除去装置の触媒層の温度が反応温度に達したら原燃ガスの導入を止め、その後改質器触媒層の温度を改質反応温度まで昇温させる(炭素析出温度に達した時点で水蒸気を導入)方法である。
請求項(抜粋):
少なくとも改質器、一酸化炭素除去装置、燃料電池および水蒸気発生器を備えた燃料電池発電装置の起動方法であって、(1)改質器バーナに点火し改質器触媒層を加熱し、改質器の触媒層の温度を、該触媒層を通った原燃ガスが一酸化炭素除去装置の触媒層の温度を反応温度以上に加熱することが可能で、かつ原燃ガスから前記触媒層に炭素を析出させない設定温度に維持する工程、(2)改質器に原燃ガスを導入し、前記設定温度に加熱された改質器触媒層からの排出ガスを一酸化炭素除去装置に導入する工程、(3)前記改質器触媒層からの排出ガスにより、一酸化炭素除去装置の触媒層を前記反応温度以上に昇温させる工程、(4)改質器の触媒層の温度をさらに昇温させるとともに、少なくとも、改質器触媒層の温度が原燃ガスから炭素が析出する温度に達する前において、改質器に水蒸気を導入する工程(5)改質器触媒層の温度を改質反応温度にまで昇温させる工程を含む、燃料電池発電装置の起動方法。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (2件):
H01M 8/04 X ,  H01M 8/06 G
Fターム (8件):
5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027KK42 ,  5H027MM12 ,  5H027MM14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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