特許
J-GLOBAL ID:200903079183078519

合成関係演算を利用したマルチオペレーション・プロセッシングを用いたデータベースのクエリー処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-075670
公開番号(公開出願番号):特開2008-234495
出願日: 2007年03月22日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】クエリーの処理速度を向上させる。【解決手段】クエリーの問い合わせが入力される(S110)と、関係演算で構成された処理ツリーに変換され(S120)、直接的に処理することのできるタスクを見つける(S130)。タスクを見つけると、共通のリレーションをアクセスするグループがグループ列に存在するかどうかを調べ(S140)、共通のリレーションをアクセスするグループがグループ列に存在しているならば、そのグループにタスクを加える(S150)。存在していない場合は、新たなグループを作成する(S160)。 グループ内の共通部分式を持つタスクは、さらにサブグループに集め(S170)、サブグループにタスクを集めると、サブグループ内のタスクをもとに合成関係演算タスクを作成する(S180)。グループ内の合成関係演算タスク等の処理を一度に行う(S190)。合成関係演算タスクの処理が終了すると、サブグループ内のタスクに対して仮想リレーションを作成して、合成関係演算タスクの処理結果として得られたリレーションを部分的に共有できるようにする(S200)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
合成関係演算を利用したマルチオペレーション・プロセッシングを用いたデータベースのクエリー処理システムであって、 前記クエリーを関係代数による処理ツリーに変換する処理ツリー変換手段と、 前記処理ツリーから、トポロジカル・ソートにより、関係代数を他の関係代数の結果に依存しないで実施できる順番に、タスクとして取り出すタスク取り出し手段と、 前記取り出したタスクを、前記データベースのリレーションごとにグループ分けするクループ分け手段と、 グループ分けされた前記タスクに対して、共通部分式を持つタスクをさらにサブグループに集め、合成関係演算タスクを作成する合成関係演算作成手段と、 前記グループ分けされたタスクごとに、作成された前記合成関係演算タスクとサブグループに集まらないタスクとに対してマルチオペレーション・プロセッシングを行うマルチオペレーション・プロセッシング手段と、 グループ内の前記合成関係演算タスクの処理結果として得られたリレーションに対して、前記合成関係演算に含まれる個々のタスクが、そのリレーションのレコード及び/又は属性を部分的に共有するように、格納位置による仮想リレーションを作成する仮想リレーション作成手段と を備えることを特徴とするクエリー処理システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 17/30
FI (2件):
G06F12/00 513D ,  G06F17/30 340Z
Fターム (4件):
5B075PR10 ,  5B075QT06 ,  5B082BA09 ,  5B082GA08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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