特許
J-GLOBAL ID:200903079199164776
並列処理制御プログラム、並列処理制御システムおよび並列処理制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-033973
公開番号(公開出願番号):特開2008-198025
出願日: 2007年02月14日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】効率のよい並列処理が可能になること。【解決手段】マスタノードにおいて、自身および自身の制御下にあるスレーブノードを識別する収容ノード情報を保持し、最上位マスタノードにおいて、最上位マスタノードと下位マスタノードとのマスタノード接続構成情報を保持し、最上位マスタノードは、並列処理の前処理として、収容ノード情報およびマスタノード接続構成情報から、自身が制御するスレーブノードとの通信および下位マスタノードとの通信を確立し、並列処理の後処理として、自身および自身が制御するノードと、下位マスタノードとから処理終了を検知して通信を終了し、下位マスタノードは、前処理として、最上位マスタノードとの通信が確立された際に、収容ノード情報から、自身が制御するスレーブノードと最上位マスタノードとの通信を確立し、後処理として、自身および自身が制御するノードの処理終了を検知して、最上位マスタノードに通知する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数のノードからなるサブクラスタが木構造で接続されて構成される並列処理システムにおいて、当該並列処理を制御する並列処理制御方法を各ノードとしてのコンピュータに実行させる並列処理制御プログラムであって、
前記サブクラスタごとのマスタノードとして設定されている場合に、当該サブクラスタに収容される当該マスタノードおよび当該マスタノードの制御下にあるスレーブノードすべてを一意に識別する情報である収容ノード情報を保持する収容ノード情報保持手順と、
前記木構造の最上位のサブクラスタにおいて最上位マスタノードとして設定されている場合に、前記最上位マスタノードと下位のサブクラスタに設定された下位マスタノードとの接続構成の情報であるマスタノード接続構成情報を保持するマスタノード接続構成情報保持手順と、
前記最上位マスタノードとして設定されている場合に、当該並列処理の前処理として、前記収容ノード情報保持手順が保持する前記収容ノード情報を参照して、前記最上位のサブクラスタに収容されるスレーブノードすべてとの通信を確立するとともに、前記マスタノード接続構成情報保持手順が保持する前記マスタノード接続構成情報を参照して、前記下位マスタノードそれぞれとの通信を確立し、当該並列処理の後処理として、前記最上位のサブクラスタに収容されるノードすべての処理の終了を検知するとともに、前記下位マスタノードすべてから、処理の終了通知を検知してすべての通信を終了する最上位マスタノード通信制御手順と、
前記木構造の下位のサブクラスタごとの下位マスタノードとして設定されている場合に、当該並列処理の前処理として、前記最上位マスタノードとの通信が確立された際に、前記収容ノード情報保持手順が保持する前記収容ノード情報を参照して、当該下位のサブクラスタに収容されるスレーブノードと前記最上位マスタノードとの通信を確立し、当該並列処理の後処理として、当該下位のサブクラスタが収容するノードすべての処理の終了を検知するとともに、前記最上位マスタノードに処理の終了を通知する下位マスタノード通信制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする並列処理制御プログラム。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
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