特許
J-GLOBAL ID:200903079289509160

電気泳動素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-216576
公開番号(公開出願番号):特開2001-041929
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 高分離・高効率化が可能で、且つ小型化が可能であり、また、耐久性の高い表面修飾内壁を有する機器分析用電気泳動素子を提供する。【解決手段】 電気泳動素子1は、注入用流路部と分離カラム部とが交差し、分離カラム部内面の少なくとも一部分が、注入用流路部内面のゼータ電位とは異なるゼータ電位の表面を有している。注入用流路部は電気浸透流が速いため試薬導入が短時間で済み且つカラムに入れる前に試薬の分離を防ぎ、分離カラム部のみ電気浸透流を遅くして分離効率を上げることが可能となる。電気泳動素子1は分離カラム部のみのゼータ電位の絶対値を小さくすることによって、高分離・高効率化が可能な機器分析用流体流路を提供することができる。また、電気泳動素子1は半導体プロセス技術を応用して作成することが可能であり、微細な流路の小型化が可能である。
請求項(抜粋):
溝加工した平板を複数重ねて液流路を構成した電気泳動素子において、少なくとも該電気泳動素子にて分離する試料を該分離素子に注入する注入用流路部と、該試料を分離する分離カラム部とが交差して成る電気泳動素子であって、該分離カラム部内面の少なくとも一部分が、該注入用流路部内面のゼータ電位とは異なるゼータ電位の表面を有していることを特徴とする電気泳動素子。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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