特許
J-GLOBAL ID:200903079291697314

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217921
公開番号(公開出願番号):特開平10-047413
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 比例ソレノイドによって減衰力調整弁の弁体を駆動する減衰力調整式油圧緩衝器において、比例ソレノイドの可動鉄心を円滑に移動させる。【解決手段】 シリンダ2内にピストンロッド6を連結したピストンを嵌装し、シリンダ2の側面部に減衰力発生機構13を設ける。比例ソレノイド本体19のコイル40に通電して、可動鉄心を兼ねるスプール45を移動させて減衰力を調整する。固定鉄心である案内部41内に、非磁性体からなるライナ54,55を圧入し、ライナ54,55によってスプール45を案内するとともに、案内部41の案内ボア42とスプール45との間に磁気通路Lを横切るギャップGを形成する。ライナ54,55によって案内ボア42とスプール45との吸着を防止して、ギャップGを確保することができるので、吸着による摩擦力の増大を抑制してスプール45の移動を円滑し、安定した減衰力制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が該ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部に延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって油液を流通させる油液通路と、該油液通路の油液の流通を制御して減衰力発生させるとともに前記油液通路の流路面積を変化させて減衰力を調整可能とした減衰力調整弁と、該減衰力調整弁の弁体を駆動する比例ソレノイドとを備えてなる減衰力調整式油圧緩衝器において、前記比例ソレノイドの可動鉄心を案内する固定鉄心の案内部の両端側に、前記可動鉄心に当接する凸部を設け、該凸部間で、かつ、前記案内部と前記可動鉄心との間に磁気通路を横切るギャップを形成したことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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