特許
J-GLOBAL ID:200903079315601755

負圧ブースタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-024795
公開番号(公開出願番号):特開2001-213303
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 気圧差による弁ピストン及び弁体の前方への引き込み力を減少させて,入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねのセット荷重を下げること。【解決手段】 制御弁38の弁体34を,負圧導入弁座30及び大気導入弁座31に着座可能に対向する環状の弁部34a,弁筒10の内周面に固定的に保持される環状の取付けビード部34b,取付けビード部34bから半径方向内方へ延びる環状の第1可撓膜部34c,及びこの第1可撓膜部34cの内周端から軸方向へ延びて弁部34aに結合する環状の第2可撓膜部34dから構成した負圧ブースタ において,第2可撓膜部34dを囲繞して第1可撓膜部34cの前面に当接する支承板43を弁筒10に固定する。第1可撓膜部34cに働く気圧差による前方引き込み力を支承板43で受けて,入力杆20への伝達を防ぐ。
請求項(抜粋):
ブースタシェル(1)に,その内部を負圧源(V)に連なる前側の負圧室(2)と後側の作動室(3)とに区画するブースタピストン(4)を収容し,このブースタピストン(4)に連設される弁筒(10)に,該弁筒(10)に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストン(18)と,この弁ピストン(18)に前端部を連結する入力杆(20)と,該弁ピストン(18)及び該弁筒(10)間で前記入力杆(20)の前後動に応じて前記作動室(3)を前記負圧室(2)と大気とに連通切換えする制御弁(38)と,前記入力杆(20)を後退方向へ付勢する入力戻しばね(41)とを配設し,この制御弁(38)を,前記弁筒(10)に形成された環状の負圧導入弁座(30)と,前記弁ピストン(18)に形成されて前記負圧導入弁座(30)の内側に配置される大気導入弁座(31)と,前記弁筒(10)に前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)に着座可能に対向する環状の弁部(34a),前記弁筒(10)の内周面に固定的に保持される環状の取付けビード部(34b),前記取付けビード部(34b)から半径方向内方へ延びる環状の第1可撓膜部(34c),及びこの第1可撓膜部(34c)の内周端から軸方向へ延びて前記弁部(34a)に結合する環状の第2可撓膜部(34d)からなる弁体(34)と,前記弁部(34a)を前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)との着座方向へ付勢する弁ばね(36)とで構成し,前記負圧導入弁座(30)及び弁体(34)間の弁筒(10)内周面に前記負圧室(2)に連通する第1ポート(28)を開口し,また前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)間の弁筒(10)内周面に前記作動室(3)に連通する第2ポート(29)を開口し,前記弁部(34a)の内周側を大気に連通した負圧ブースタにおいて,前記第2可撓膜部(34d)を囲繞して第1可撓膜部(34c)の前面に当接する支承板(43)を前記弁筒(10)に固定したことを特徴する,負圧ブースタ。
Fターム (7件):
3D048BB25 ,  3D048BB26 ,  3D048BB37 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10 ,  3D048EE16 ,  3D048EE17
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 負圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-206229   出願人:アイシン精機株式会社
  • 空気圧ブレーキブースタ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-501367   出願人:アライドシグナルウーロープセルビステクニック

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