特許

J-GLOBAL ID：200903079378012946

硫酸塩溶液の処理方法

発明者： 成田 榮一 ,  平原 英俊 ,  會澤 純雄 ,  中澤 廣 ,  高橋 範行
出願人/特許権者： 水澤化学工業株式会社
代理人 (2件)： 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-096347
公開番号（公開出願番号）：特開2009-247940
出願日： 2008年04月02日
公開日（公表日）： 2009年10月29日
要約：

【課題】鉄酸化細菌を用いる2価鉄イオンからの3価鉄イオンへの酸化が効果的に行われ、硫酸塩溶液に含まれる2価鉄イオンを3価鉄イオンに酸化し、3価鉄化合物の沈澱として有効に除去することが可能な硫酸塩溶液の処理方法を提供する。【解決手段】硫酸塩溶液に含まれる2価鉄イオンを3価鉄イオンに酸化し、3価鉄化合物の沈澱として除去する硫酸塩溶液の処理方法において、2価鉄イオンの酸化を、2価鉄イオンが0.60当量/L以下の量で、Al3+イオンが0.65当量/L以下の量の存在下で、かつFe2+イオン当りAl3+イオンの当量比が0.15以上(Al3+/Fe2+)となる量で鉄酸化細菌を用いて行なうことを特徴とする。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

硫酸塩溶液に含まれる2価鉄イオンを3価鉄イオンに酸化し、3価鉄化合物の沈澱として除去する硫酸塩溶液の処理方法において、 2価鉄イオンが0.60当量/L以下の量で、Al3+イオンが0.65当量/L以下の量の存在下で、かつFe2+イオン当りAl3+イオンの当量比が0.15以上(Al3+/Fe2+)となる量で鉄酸化細菌を用いて行なうことを特徴とする硫酸塩溶液の処理方法。

IPC (2件)：

C02F 3/34 ,  C12N 1/20

FI (2件)：

C02F3/34 Z ,  C12N1/20 D

Fターム (5件)：

4B065AA01X ,  4B065AC20 ,  4B065CA54 ,  4D040DD05 ,  4D040DD20

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特公昭58-15444号公報
  
• 2価鉄含有排水の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-332403   出願人：新日本製鐵株式会社
• 特開昭60-84196号公報
  

審査官引用 (3件)

• 特開昭47-038981
  
• 電位制御電解による好気性化学独立栄養細菌の培養方法および培養装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-013132   出願人：財団法人電力中央研究所
• 酸性溶液の処理方法および同方法による商業的製品の製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-511460   出願人：ラポートインダストリーズリミテッド