特許
J-GLOBAL ID:200903079387140787

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331181
公開番号(公開出願番号):特開平10-166845
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 車両全体の総合効率の向上を図りながら蒸気圧縮サイクルによる暖房運転を行なう。【解決手段】 所定の外気導入割合となった時の車室内熱交換器の吸気負荷を予測し、暖房運転時に車室内熱交換器の吸気負荷予測結果が所定の状態を超えたらコンプレッサの運転を許可する。これにより、車両全体の総合効率の向上を図りながら、エンジン冷却水と通したヒーターコアによる暖房運転に蒸気圧縮サイクルによる暖房運転を併用することができ、エンジン冷却水の熱だけでは十分に暖房できない時でも車室内を十分に暖房することができる。また、暖房運転時に車室内熱交換器の吸気負荷が所定の状態に達するまでコンプレッサの運転が行なわれないので、特に低外気温時にコンプレッサの液バックやコンプレッサの吸入圧力の異常低下を防止することができ、空調装置の信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
コンプレッサと、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒流路を切り換える冷媒流路切換手段と、冷媒と外気との間で熱交換を行なう車室外熱交換器と、冷媒を断熱膨張させる膨張手段と、冷媒と車室内に吹き出す空調風との間で熱交換を行なう車室内熱交換器であって、暖房運転時に蒸発器となる第1の車室内熱交換器と凝縮器となる第2の車室内熱交換器とを有する車室内熱交換器とを備えた車両用空調装置において、前記車室内熱交換器の吸込空気の外気導入割合を調節する外気割合調節手段と、前記外気割合調節手段が所定の外気導入割合となった時の前記車室内熱交換器の吸気負荷を予測する吸気負荷予測手段と、暖房運転時に前記吸気負荷予測手段による予測結果が所定の状態を越えたら前記コンプレッサの運転を許可するコンプレッサ運転許可手段とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-109041   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平4-303014
  • 特開平4-372420
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審査官引用 (8件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-109041   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平4-303014
  • 特開平4-372420
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