特許
J-GLOBAL ID:200903079448321976

リニアモータ用電機子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-401787
公開番号(公開出願番号):特開2002-176762
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 極歯連結ブロックとヨークブロックとを十分に密着して結合し、両者の間の磁気抵抗を低くできるリニアモータ用電機子及びリニアモータを得る。【解決手段】 ヨークブロック21に、複数の極歯固定用嵌合孔31と複数の楔圧入用嵌合孔33とを形成する。楔圧入用嵌合孔33は、鋼板の積層方向に位置する開口部からの楔19の圧入を許容するが、スロット43に向かう開口部からの楔19の脱落は阻止する形状にする。極歯固定用嵌合孔31は、鋼板の積層方向に位置する開口部からの極歯39の緩い挿入を許容するが、極歯39側に向かう開口部からの極歯39の脱落は阻止する形状にする。隣接した楔圧入用嵌合孔33に楔19が圧入して、極歯固定用嵌合孔31内の極歯39の一端の鋼板の積層方向への移動を阻止する。
請求項(抜粋):
複数枚の鋼板が積層されて構成され、前記鋼板の積層方向と直交する方向に直線状に延びるヨーク及び前記ヨークの長手方向に沿って配置された複数の極歯を備え、前記複数の極歯が隣接する二つの前記極歯間にスロットを形成するように前記長手方向に間隔をあけて配置され且つ前記複数の極歯の磁極面とは反対側に位置する一端が前記ヨークにそれぞれ結合されているコアと、前記コアの複数のスロット内に一部が配置されて前記複数の極歯を励磁する複数相の励磁巻線とを有するリニアモータ用電機子であって、前記ヨークは、前記極歯とは別体に形成されたヨークブロックから構成され、前記ヨークブロックの前記複数の極歯が結合される被係合部分には、前記鋼板の積層方向の両方向と前記極歯に向かう方向とにそれぞれ開口する複数の極歯固定用嵌合孔が前記長手方向に間隔をあけて形成されており、前記ヨークブロックの前記被係合部分には、前記鋼板の積層方向の両方向と前記スロットに向かう方向とに向かってそれぞれ開口する複数の楔圧入用嵌合孔が形成されており、前記楔圧入用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口部からの楔の圧入を許容するが、前記スロットに向かう開口部からの前記楔の脱落を阻止する形状を有しており、前記極歯固定用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口部からの前記極歯の緩い挿入を許容するが、前記極歯側に向かう開口部からの前記極歯の脱落を阻止する形状を有しており、前記楔圧入用嵌合孔に隣接する1つまたは2つの前記極歯固定用嵌合孔は、隣接して配置された前記楔圧入用嵌合孔に前記楔が圧入されたときに、前記極歯の前記一端と前記極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が強い嵌合状態なるように変形可能な形状を有していることを特徴とするリニアモータ用電機子。
IPC (3件):
H02K 41/03 ,  H02K 1/18 ,  H02K 9/19
FI (3件):
H02K 41/03 A ,  H02K 1/18 D ,  H02K 9/19 A
Fターム (25件):
5H002AA07 ,  5H002AC05 ,  5H002AC08 ,  5H002AD06 ,  5H609BB03 ,  5H609BB08 ,  5H609PP02 ,  5H609PP06 ,  5H609PP07 ,  5H609PP09 ,  5H609QQ08 ,  5H609QQ10 ,  5H609RR37 ,  5H641BB06 ,  5H641GG02 ,  5H641GG04 ,  5H641GG07 ,  5H641GG11 ,  5H641GG12 ,  5H641HH03 ,  5H641HH12 ,  5H641HH13 ,  5H641HH14 ,  5H641JB04 ,  5H641JB05
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • リニアモータおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-064793   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭60-255220
  • リニアモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-014957   出願人:株式会社安川電機
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