特許
J-GLOBAL ID:200903079561188638

機能性高分子電解質組成物を利用した固体電解コンデンサーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-152742
公開番号(公開出願番号):特開2002-033245
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 巻き取られたアルミニウム電解コンデンサー素子に高い電気伝導度の導電性高分子溶液を含浸して機能性高分子固体電解コンデンサーを製造する方法。【解決手段】 高い電気伝導度のポリアニリン溶液に巻き取られたアルミニウム電解コンデンサー素子10を沈積させてポリアニリンを含浸した後、一定の温度に維持された乾燥器で乾燥して溶媒が完全に除去されるようにする。この時、含浸は常温常圧だけでなく高温減圧下でも優れた含浸特性を表す。乾燥処理された素子をアルミニウム缶に挿入した後、エポキシ樹脂で密封乾燥することによって機能性高分子固体電解コンデンサー10を得ることができる。このように製造された機能性高分子固体電解コンデンサー10は高容量、低インピーダンスおよび低い等価直列抵抗(ESR)値を有し、製造単価が低く、製造工程が簡単で、かつ高信頼性の製品特性を表す。
請求項(抜粋):
固体電解コンデンサーの製造方法であって、該製造方法が、アルミニウムエッチング薄膜と陰極薄膜とに各々電極端子を付着した後、分離紙と共に巻き取って巻き取り素子を作る段階(S1)、第1の溶媒と第2の溶媒とを1:1のモル比で混合した後ここに0.2〜0.6重量%の界面活性剤を添加して溶解させ、エメラルジン塩基ポリアニリン粉末とドーパントとを1:2のモル比で混合した後ロッドミルまたはボールミルでよく粉砕し、前記界面活性剤を溶解した混合溶媒に添加しながら溶解装置を使用して撹拌および溶解させることによって導電性ポリアニリン固体電解質溶液を製造する段階(S2)、および前記導電性ポリアニリン固体電解質溶液に前記巻き取り素子を0.5〜10mm/秒の速度で沈積させた後、これと同一の速度で引き上げ、80〜150°Cで5〜30分間乾燥器で乾燥させて含浸液を完全に乾燥させた素子をアルミニウム缶に挿入した後、エポキシ樹脂、ウレタンまたはアクリル樹脂で密封硬化させる段階(S3)、を含むことを特徴とする、固体電解コンデンサーの製造方法。
IPC (5件):
H01G 9/028 ,  C08J 3/11 CFG ,  C08J 3/12 ,  C08J 3/20 ,  C08L 79:00
FI (5件):
C08J 3/11 CFG ,  C08J 3/12 A ,  C08J 3/20 Z ,  C08L 79:00 A ,  H01G 9/02 331 H
Fターム (16件):
4F070AA56 ,  4F070AA57 ,  4F070AB18 ,  4F070AC14 ,  4F070AC37 ,  4F070AC38 ,  4F070AC39 ,  4F070AC43 ,  4F070AC50 ,  4F070AC52 ,  4F070AC55 ,  4F070AE06 ,  4F070AE14 ,  4F070AE28 ,  4F070DA02 ,  4F070DC11
引用特許:
出願人引用 (6件)
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