特許
J-GLOBAL ID:200903079587753724

ビスフェノールAの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033016
公開番号(公開出願番号):特開平10-218814
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 ビスフェノールA/フェノール結晶アダクト晶析工程で得られた母液をアルカリ性触媒下で分解した後、得られた分解生成液を強酸性イオン交換樹脂触媒に接触させて、分解生成液中に含まれるフェノールとイソプロペニルフェノールとをビスフェノールAに再結合させ、得られた再結合反応生成液をアセトンとフェノールとの縮合反応工程へ循環させる方法において、その縮合反応工程における触媒の活性劣化を効果的に抑制する方法を提供する。【解決手段】 再結合工程における反応生成液中の水分量を0.1重量%以下に制御し、これにより縮合反応工程における触媒の活性劣化を防止することを特徴とするビスフェノールAの製造方法。
請求項(抜粋):
(i)含イオウアミン化合物で部分的に変性された強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下でアセトンと過剰量のフェノールとを縮合反応させるビスフェノールA生成工程と、(ii)該ビスフェノールA生成工程で得られたビスフェノールAとフェノールからなる反応生成物を冷却して、ビスフェノールA/フェノール結晶アダクトと母液を生成させる晶析工程と、(iii)得られた母液をアルカリ性触媒の存在下で加熱処理して、母液中のビスフェノールA及びその異性体をフェノールとイソプロペニルフェノールに分解する分解工程と、(iv)該分解工程で得られた分解生成液を強酸性イオン交換樹脂触媒と接触させて、該分解生成液中に含まれるフェノールとイソプロペニルフェノールとを再結合させてビスフェノールAを生成させる再結合工程と、(v)得られた再結合生成液をビスフェノールA生成工程に循環させることからなり、該再結合工程における反応生成液中の水分量を0.1重量%以下に制御することを特徴とするビスフェノールAの製造方法。
IPC (10件):
C07C 39/04 ,  B01J 23/02 ,  B01J 31/08 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 37/14 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/50 ,  C07C 37/84 ,  C07C 39/16 ,  C07C 39/19
FI (10件):
C07C 39/04 ,  B01J 23/02 X ,  B01J 31/08 X ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 37/14 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/50 ,  C07C 37/84 ,  C07C 39/16 ,  C07C 39/19
引用特許:
審査官引用 (4件)
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