特許
J-GLOBAL ID:200903079616621697

クライアントシステム、ネットワークシステム及び測位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 黒田 泰 ,  竹腰 昇 ,  井上 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-064758
公開番号(公開出願番号):特開2008-203266
出願日: 2008年03月13日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】 ノンプリアンブルフレーム同期【解決手段】 ナビゲーション衛星受信機は、ネットワークでアクセス可能な基準局を利用してパターンマッチング用のナビゲーションデータサブフレームをネットワーククライアントで保持する。もしくは、バイトあたりの通信コストが高価な場合にはサーバがパターンマッチングを実行する。保持されたナビゲーションデータには30秒置きに軌道暦情報が、そして12.5分置きに完全な衛星暦情報が繰り返されている。これにより、クライアントは受信したデータがナビゲーションデータシーケンスの中のどこにあるか即時に認識することができるので、TLMワードのプリアンブルを待たなくていい。従って、初期定点化時間を高速にする際、貴重な数秒の節約になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
サーバシステムと通信可能であり、GPS衛星からのGPS衛星信号に基づいて当該GPS衛星と自クライアントシステム間の擬似距離を算出して現在位置を測位するクライアントシステムであって、 前記サーバシステムは、 GPS衛星から受信したGPS衛星信号に含まれるサブフレームデータを保持するデータベースと、 GPS衛星から受信したGPS衛星信号に基づいてGPS時刻を認知して真のGPS時刻を計時するサーバ側GPS時刻計時部と、 前記クライアントシステムと前記サーバシステム間の通信遅延を推定して、当該クライアントシステムでGPS衛星信号を受信する際の当該GPS衛星信号のGPS時刻を推定し、前記データベースに保持したサブフレームデータをコピーして、該サブフレームデータに記述されているGPS時刻を当該推定したGPS時刻に修正して前記クライアントシステムに送信するサブフレームデータ送信部と、 を備えており、 前記クライアントシステムは、 前記サーバシステムとの間で所定の通信処理を行って真のGPS時刻と必ずしも一致する必要のない真のGPS時刻に近似するGPS時刻を取得してGPS時刻を計時するクライアント側GPS時刻計時部と、 前記サーバシステムから受信したサブフレームデータのうちの所定ビット長のデータ部分をずらしつつ、GPS衛星から現在受信した前記所定ビット長のデータとの一致を検出するフレーム同期検出部と、 前記検出に応じて、前記サーバシステムから受信したサブフレームデータに記述されているGPS時刻に基づいて前記クライアント側GPS時刻計時部で計時されているGPS時刻を補正するGPS時刻補正部と、 GPS衛星から受信したGPS衛星信号に含まれるサブレフレームデータに記述されているGPS時刻と前記クライアント側GPS時刻計時部で計時されている現在のGPS時刻とのオフセット時間を用いて当該GPS衛星とクライアントシステム間の擬似距離を算出する擬似距離算出部と、 を備えたクライアントシステム。
IPC (1件):
G01S 5/14
FI (1件):
G01S5/14
Fターム (12件):
2F129AA03 ,  2F129BB03 ,  2F129BB61 ,  2F129FF20 ,  5J062AA02 ,  5J062AA08 ,  5J062CC07 ,  5J062DD05 ,  5J062DD14 ,  5J062DD23 ,  5J062EE05 ,  5J062FF01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5,781,156号
審査官引用 (5件)
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