特許
J-GLOBAL ID:200903079639511368
モータ制御装置及び電気車用制御装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124674
公開番号(公開出願番号):特開平9-308300
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】電力変換器の最高出力周波数が500Hz以上の高周波数に達しても、ディジタル演算装置により、安定にしかも所要の応答性能を満足する電流制御が可能なモータ制御装置を実現する。【解決手段】電流フィードバック制御手段8ではd軸、q軸電流指令値Id*、Iq*と電流値Id、Iqとの偏差ΔId、ΔIqを減算器10、11で求め、偏差ΔId、△Iqと比例ゲインKpd、Kpqとを乗算器12、13で乗算し、d、q軸比例電圧操作量Vd2、Vq2を算出する。偏差ΔIdとΔIqとは演算手段14により、d軸積分入力量Id1=ΔId・COS(θd)-ΔIq・SIN(θq)、q軸積分入力量Iq1=ΔIq・COS(θq)+ΔId・SIN(θd)が演算され、積分器21、22により、d、q軸積分電圧操作量Vd1、Vq1が算出される。Vd1、Vd2は加算器23で加算されd軸電圧操作量Vd*が算出され、Vq1、Vq2は加算器24で加算されq軸電圧操作量Vq*が算出される。
請求項(抜粋):
最高出力周波数が500Hz以上である電力変換器と、この電力変換器により駆動される交流電動機と、上記電力変換器の最高出力周波数まで上記交流電動機の電流フィードバック制御を行い、上記電力変換器に対し交流電圧指令を出力するディジタル演算手段とを有するモータ制御装置において、上記ディジタル演算手段は、上記交流電動機の磁束を制御するd軸電流の検出値と指令値とのd軸電流偏差を算出する第1の減算手段と、上記d軸電流に直交するq軸電流の検出値と指令値とのq軸電流偏差を算出する第2の減算手段と、d軸のインピーダンスの抵抗成分とインダクタンス成分とからなるd軸位相と、q軸のインピーダンスの抵抗成分とインダクタンス成分とからなるq軸位相とを算出する位相算出手段と、上記d軸位相及びq軸位相に基づいて、上記d軸電流偏差とq軸電流偏差とのベクトル和を算出し、算出したベクトル和に従って、d軸電圧操作量及びq軸電圧操作量を算出する電圧操作量算出手段とを備え、上記d軸電圧操作量及びq軸電圧操作量に基づいて、上記交流電圧指令を上記電力変換器に出力することを特徴とするモータ制御装置。
IPC (3件):
H02P 21/00
, B60L 9/16
, H02P 5/41 302
FI (3件):
H02P 5/408 A
, B60L 9/16 A
, H02P 5/41 302 Q
引用特許:
審査官引用 (8件)
-
特開平3-284184
-
可変速駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-070317
出願人:株式会社明電舎
-
特開平1-238488
全件表示
前のページに戻る