特許
J-GLOBAL ID:200903079664153883

熱回収装置、並びに、コージェネレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-131575
公開番号(公開出願番号):特開2007-303719
出願日: 2006年05月10日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】放熱装置内の液体を円滑に排出することができる熱回収装置、並びに、当該熱回収装置を備えたコージェネレーションシステムの提供を目的とする。【解決手段】密閉型の貯留タンク10を備え、貯留タンク10を含む熱エネルギー回収流路20に、ラジエター(放熱装置)29、循環ポンプ25が設けられている。貯留タンク10に対して並列的にバイパス流路23が設けられている。貯留タンク10の底部に排出弁82が設けられており、ラジエター29の熱交換器6側に空気導入弁85が設けられている。排出モードにおいてはラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートが開かれると共に、貯留タンクに連通する他の流路が閉鎖される。排出弁82と空気導入弁85とを開放すると、貯留タンク10側が負圧となり、ラジエター29内の液体が吸引されて貯留タンク10に流れ込む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱発生源が発生する熱を熱交換器を介して液体に移動させ、当該液体を貯留タンクに貯留する熱回収装置であって、前記熱交換器に至る液体の温度を低下させる放熱装置を備えた熱回収装置において、貯留タンクの下部側と前記熱交換器と貯留タンクの上部側とが順に環状に配管結合された熱エネルギー回収流路と、少なくとも貯留タンクを迂回するバイパス流路と、熱エネルギー回収流路及び/又はバイパス流路に設けられた電気的に開閉される弁又は弁群と、放熱装置の熱交換器側から空気を導入させる空気導入弁と、貯留タンクの下部と連通する排出弁と、電気的に開閉される弁又は弁群を制御する制御装置を有し、制御装置は運転モードとして暖機運転モードと、熱回収モードと、排出モードを備え、暖機運転モードにおいては、電気的に開閉される弁又は弁群を制御して液体を主として熱交換器とバイパス流路を通過する環状流路に流し、熱回収モードにおいては、電気的に開閉される弁又は弁群を制御して液体を主として熱交換器と貯留タンクを通過する環状流路に流し、排出モードにおいては電気的に開閉される弁又は弁群を制御して放熱装置とバイパス流路と貯留タンクの上部側を通過する一連のルートを開くと共にバイパス流路及びバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路を閉鎖することを特徴とする熱回収装置。
IPC (2件):
F24H 1/00 ,  F24H 1/18
FI (3件):
F24H1/00 631A ,  F24H1/18 Q ,  F24H1/18 301A
Fターム (2件):
3L025AA14 ,  3L025AC01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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