特許
J-GLOBAL ID:200903079739989575

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355725
公開番号(公開出願番号):特開平10-184690
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 固定軸に対する回転部材側に焼結含油軸受を設けた場合において、軸受部の油の枯渇を防止し、焼き付き等の不具合の発生を防止する。【解決手段】 焼結含油軸受3の少なくとも一方の端面であって軸受部5とは半径方向側に離間した位置に隣接して設けた油溜り部7により、焼結含油軸受3の外周側部分を擬似的に油浸漬状態とし、油の液の長さ及び平均半径を小さくし、遠心力を弱めて、焼結孔の毛細管力により遠心力による油の移動を阻止し得ると共に、焼結含油軸受3の外側に位置する端面に対向し、油溜り部7の油の半径方向液面7a位置よりも固定軸1側に突出する遮蔽板6により、焼結含油軸受3の疑似油浸漬状態にされている油を焼結含油軸受3に留まり得るように構成してなるもの。
請求項(抜粋):
固定軸と、この固定軸に対して回転する回転部材と、を有し、この回転部材に焼結含油軸受を取り付けて、この焼結含油軸受と前記固定軸との間に軸受部を構成してなる軸受装置において、前記焼結含油軸受の少なくとも一方の端面であって前記軸受部とは半径方向側に離間した位置に隣接して、前記焼結含油軸受の外周側部分を疑似的に油浸漬状態とする油溜り部を設ける一方、前記焼結含油軸受の外側に位置する端面に対向し、前記油溜り部の油の半径方向液面位置よりも前記固定軸側に突出して前記焼結含油軸受からの油を前記焼結含油軸受に留まらせる遮蔽板を設けたことを特徴とする軸受装置。
IPC (2件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10
FI (2件):
F16C 33/10 A ,  F16C 17/10 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-191868   出願人:株式会社三協精機製作所
  • 動圧軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263646   出願人:京セラ株式会社
  • 昇華型熱転写方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-163201   出願人:株式会社リコー
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