特許
J-GLOBAL ID:200903079882692877
マルチバンド蛍光顕微鏡における、励起強度を個別に整合させる方法、およびこの方法を実施するためのマルチバンド蛍光顕微鏡
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588634
公開番号(公開出願番号):特表2002-532748
出願日: 1999年11月27日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】マルチバンド蛍光顕微鏡における、励起強度を個別に整合させる方法、およびこの方法を実施するためのマルチバンド蛍光顕微鏡に関する。顕微鏡像における個々の蛍光バンドの蛍光強度を決定し、強度基準値と比較して、強度基準値よりも大きいかゼロに等しいかを確定する。強度基準値とは異なる蛍光強度に割り当てられた各励起バンドに対し、セレクティブフィルタ(23;28,29,31,32)を照明光路内へ挿入し、その透過度を、付属の励起バンドを減衰させることによりすべての蛍光強度がその強度基準値に設定されるように無段階に調整する。この方法を実施するためのマルチバンド蛍光顕微鏡は、個別に位置調整可能で、間隔をもって密に配置されるフィルタスライダ(21;21a,21b)からなるフィルタスライダセット(20)を有し、フィルタスライダは、各励起バンドに対し連続的に調整可能な透過度を持ったセレクティブフィルタ(23;28,29,31,32)と、少なくとも1つの自由開口部(22)とを備えている。フィルタスライダセット(20)の種々の有利な実施形態が提示される。
請求項(抜粋):
スペクトルが異なる複数の励起バンドを持ったマルチバンド蛍光顕微鏡における、励起強度を個別に整合させる方法であって、前記励起バンドを、蛍光対象物(12)により蛍光強度を持った蛍光バンドに同時に置換するようにした前記マルチバンド蛍光顕微鏡における、励起強度を個別に整合させる方法において、a)顕微鏡像における個々の蛍光バンドの蛍光強度を決定し、強度基準値と比較して、強度基準値よりも大きいかゼロに等しいかを確定するステップと、b)強度基準値とは異なる蛍光強度に割り当てられた各励起バンドに対し、セレクティブフィルタ(23;28,29,31,32)を照明光路内へ挿入するステップと、c)付属の励起バンドを減衰させることによりすべての蛍光強度がその強度基準値に設定されるように、照明光路内での個々のフィルタ(23;28,29,31,32)の有効透過度を無段階に調整するステップと、を含んでいることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G02B 21/00
, G02B 21/16
, G01N 21/64
FI (4件):
G02B 21/00
, G02B 21/16
, G01N 21/64 E
, G01N 21/64 F
Fターム (13件):
2G043AA03
, 2G043CA05
, 2G043EA01
, 2G043FA02
, 2G043GA02
, 2G043GB01
, 2G043GB28
, 2G043HA01
, 2G043HA09
, 2G043JA03
, 2G043LA03
, 2H052AA09
, 2H052AD34
引用特許:
前のページに戻る