特許
J-GLOBAL ID:200903079892103888

セグメントの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-238403
公開番号(公開出願番号):特開2001-065298
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 両セグメントを接合する各継ぎ手の連結力を高められると共に、連結力を高めても継ぎ手をコンパクトで簡単な構造にできる接合構造の提供。【解決手段】 この発明の接合構造1では、断面略C字状とすべく板体状の基部5を二枚離した位置に配した雌型継ぎ手4と、略T字状とすべく板体状の基部5を二枚当面させて配した雄型継ぎ手3とを用いる。そして、二枚の基部5で略C字状とした雌型継ぎ手4にそのスリット8から雄型継ぎ手3における二枚の基部5を挿入し、両継ぎ手3,4の爪状係止部6が互いに係止することにより、雄型継ぎ手3が雌型継ぎ手4に嵌合して、両セグメント2を強固に連結し接合する。
請求項(抜粋):
シールドトンネル覆工用の各セグメントリングを構成する各セグメントをトンネル軸方向へ移動させて、接合すべき一方のセグメントの雄型継ぎ手と他方のセグメントの雌型継ぎ手とを互いに嵌合させることにより、前記各セグメントリングにおけるリング間の接合を行う接合構造であり、前記雄型継ぎ手および雌型継ぎ手は、一方側が前記セグメントの内部に位置すると共に、他方側がセグメントの接合面に露出している板体状の基部と、この基部の露出端部に設けた爪状係止部と、前記基部の一方側に設けているアンカー部とからなり、前記雄型継ぎ手は、前記板体状の基部を二枚当面させて配設すると共に、この各基部における爪状係止部の係止面が互いに逆方向へ向くようにして、前記セグメントの接合面への露出部分が断面略T字状となるように構成してなり、前記雌型継ぎ手は、前記板体状の基部を二枚所定間隔だけ離した位置に配設すると共に、この各基部における爪状係止部の係止面が互いに向かい合うようにして、前記セグメントの接合面への露出部分がスリットを有する断面略C字状となるように構成してなり、前記雄型継ぎ手の二枚当面した基部を前記雌型継ぎ手のスリットから雌型継ぎ手内に挿入すると共に、前記雄型継ぎ手の爪状係止部と前記雌型継ぎ手の爪状係止部とが互いに係止することで、前記接合すべき一方のセグメントの雄型継ぎ手と他方のセグメントの雌型継ぎ手とが互いに嵌合するように構成していることを特徴とするセグメントの接合構造。
Fターム (2件):
2D055BA01 ,  2D055GC04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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