特許
J-GLOBAL ID:200903079950052776

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-244219
公開番号(公開出願番号):特開2002-052007
出願日: 2000年08月11日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】【課題】効率的に、良好な形態画像と温度変化分布画像を生成する。【解決手段】1回のスピンの励起で、同一位相エンコードでエコー時間の異なる複数のエコー信号405、406を計測するパルスシーケンスを実行する。これら複数のエコー信号のうち、形態(解剖学的情報)の取得に適したエコー時間TE1に取得したエコー信号405を用いて形態画像を再構成する。一方、温度計測に適したエコー時間TE2に取得したエコー信号406を用いて位相法を適用した温度変化分布画像を生成する。形態画像に用いるエコー信号はスピンエコー信号とすることができる。
請求項(抜粋):
検査対象が置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記検査対象を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルスを印加する高周波パルス発生手段と、前記検査対象が発生する核磁気共鳴信号を位相エンコードする位相エンコーディング傾斜磁場を含む複数の傾斜磁場を前記検査対象に印加する傾斜磁場発生手段と、前記高周波パルス発生手段による高周波パルスの発生と前記傾斜磁場発生手段による複数の傾斜磁場の印加を制御する制御手段と、前記検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した核磁気共鳴信号に基づいて前記検査対象の断層の形態画像を生成する形態画像生成手段とを有する磁気共鳴イメージング装置であって、前記検出手段が検出した核磁気共鳴信号に基づいて前記検査対象の断層の温度情報を算出する温度情報生成手段とを有し、前記制御手段は、前記原子核スピンの1回の励起で、位相エンコードが同じでエコー時間の異なる複数の核磁気共鳴信号を発生するように、高周波パルス及び傾斜磁場の印加を制御し、前記温度情報生成手段は、前記検出手段が1のエコー時間において検出した核磁気共鳴信号により求まる空間位相分布に基づいて、前記検査対象の断層の温度分布または前記検査対象の断層の温度変化分布を、前記断層の温度情報として算出し、前記形態画像生成手段は、前記検出手段が前記1のエコー時間と異なるエコー時間で検出した核磁気共鳴信号、または、前記1のエコー時間と異なるエコー時間で検出した核磁気共鳴信号及び前記1のエコー時間で検出した核磁気共鳴信号を用いて前記断層の形態画像を生成することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  A61B 5/00 101 ,  G01R 33/48
FI (5件):
A61B 5/00 101 H ,  A61B 5/05 311 ,  A61B 5/05 376 ,  A61B 5/05 382 ,  G01N 24/08 510 Y
Fターム (16件):
4C096AA01 ,  4C096AA20 ,  4C096AB41 ,  4C096AB50 ,  4C096AD06 ,  4C096AD07 ,  4C096AD13 ,  4C096BA05 ,  4C096BA06 ,  4C096BA07 ,  4C096BB07 ,  4C096DB06 ,  4C096DB09 ,  4C096DB20 ,  4C096DC33 ,  4C096DC35
引用特許:
審査官引用 (7件)
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