特許
J-GLOBAL ID:200903079986457942

防食状態推定方法及び解析システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-017369
公開番号(公開出願番号):特開2001-207279
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 電気防食が施されている埋設構造物の塗覆装欠陥部の防食電位を推定する。【解決手段】 電気防食場に、対極と絶縁破損部とは異なる場内に照合部を設ける。この照合部の絶縁性埋設物に対する実測電位を測定する。そして、照合部を含む電気防食場に対応する電気的解析モデルにおける絶縁破損部の境界条件をパラメータとして変化させると共に、各境界条件下における解析解を求め、照合部設置位置に対応したモデル部位の解析電位を求める。照合部に対応したモデル部位の解析電位が、実測電位と一致する絶縁破損部の境界条件を、絶縁破損部の電気的状態と推定する。
請求項(抜粋):
防食対象の埋設構造物に対して対極を設け、前記対極より前記埋設構造物に防食電流を流して電気防食をおこなう電気防食場を対象とし、前記埋設構造物に発生する絶縁破損部における電気的状態を推定する電気防食場の防食状態推定方法であって、前記電気防食場内における前記対極と前記絶縁破損部とは異なる場所に照合部を設けると共に、電気防食状態における前記照合部の前記埋設構造物に対する実測電位を測定する照合部電位測定工程と、前記照合部を含む前記電気防食場に対応する電気的解析モデルを得ると共に、前記電気的解析モデルを対象とし、所定の電気的条件の下に適合する電気防食場の解析解を得る解析手段とを得、前記電気的解析モデルにおける前記絶縁破損部の境界条件をパラメータとして変化させると共に、各境界条件下における解析解を前記解析手段により求め、各境界条件下における前記照合部に対応したモデル部位の解析電位を求める解析工程を実行し、前記解析工程において得られる前記照合部に対応したモデル部位の解析電位が、前記照合部電位測定工程で得られた実測電位と一致する前記絶縁破損部の境界条件を、前記絶縁破損部の電気的状態と推定する電気防食場の防食状態推定方法。
IPC (4件):
C23F 13/00 ,  G01N 17/02 ,  G01N 27/26 351 ,  G01N 27/26
FI (4件):
C23F 13/00 F ,  G01N 17/02 ,  G01N 27/26 351 Z ,  G01N 27/26 351 G
Fターム (10件):
2G050AA01 ,  2G050BA03 ,  2G050BA08 ,  2G050EB02 ,  2G050EB03 ,  4K060AA03 ,  4K060CA04 ,  4K060CA15 ,  4K060EA12 ,  4K060FA07
引用特許:
審査官引用 (5件)
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