特許
J-GLOBAL ID:200903079999013997

ねじ締付構造、ねじ部材、およびねじ締付工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-242094
公開番号(公開出願番号):特開2003-056534
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 ねじ部材がアルミニウム合金製の場合でも、ねじ部材に設けられた嵌合凸部の損傷を抑制して、より高い締付トルクで締め付けることができるようにする。【解決手段】 中心線Oと直角な断面において、外周側へ突き出すトルク伝達部30、40の内側のねじ側領域EB と、その中心線Oまわりにおいてトルク伝達部30、40の間に位置する工具側領域ES との面積比EB /ES が2.8以上となるように、各部の寸法g、b、Rを設定したため、嵌合凸部16が設けられた雄ねじがアルミニウム合金製でSCM435(クロムモリブデン鋼)製のソケットに比較して強度が低い場合でも、その嵌合凸部16の損傷が抑制される。
請求項(抜粋):
それぞれ中心線まわりに120°間隔で外周側へ突き出す3つのトルク伝達部を有する三叉形状を成していて互いに嵌合される嵌合凸部および嵌合穴から成り、該嵌合凸部がねじ部材に一体に設けられるとともに該嵌合穴がねじ締付工具に設けられて、互いに嵌合された状態で該ねじ締付工具が回転させられることにより前記トルク伝達部を介して該ねじ部材に締付トルクを伝達するもので、前記ねじ部材はアルミニウム合金製または該アルミニウム合金と同等の強度を有する金属材料にて構成されているねじ締付構造であって、前記中心線と直角な断面において、外周側へ突き出す前記トルク伝達部の内側のねじ側領域EB と、該中心線まわりにおいて該トルク伝達部の間に位置する工具側領域ES との面積比EB /ES が2.8以上であることを特徴とするねじ締付構造。
IPC (3件):
F16B 23/00 ,  B25B 15/00 610 ,  B25B 23/02
FI (4件):
F16B 23/00 D ,  F16B 23/00 Z ,  B25B 15/00 610 A ,  B25B 23/02 A
Fターム (4件):
3C038AA01 ,  3C038AA06 ,  3C038EA03 ,  3C038EA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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