特許
J-GLOBAL ID:200903080117449580

モールドモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-288359
公開番号(公開出願番号):特開2009-118628
出願日: 2007年11月06日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】モールドモータに簡単で安価な方法で導電層を形成するだけで、ベアリング電流を完璧に消滅させて軸受け部の磨耗、損傷、破壊等を完璧に解消することができるモールドモータを提供することを目的とする。【解決手段】絶縁層3で被服された固定子鉄心2にコイル4を巻回した後、絶縁樹脂にてモールド一体成形したモータフレーム8の内周面に第1の導電層18、同外周面に第2の導電層20を設け、モータフレーム8の表面全体に導電層を設けて、コイル4を巻回した固定子鉄心2を第1の導電層18と第2の導電層20で完全密閉することにより、コイル4と回転子9を該導電層で静電遮蔽することにより、ベアリング電流を完璧に消滅させ、ベアリング電流が原因で発生していた軸受部の磨耗、損傷、破壊等を完璧に解消することができるモールドモータが得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
樹脂にて絶縁された固定子鉄心にコイルを巻回した固定子をモールド樹脂にてモールド一体成形してモータフレームを設け、回転子を回転自在に保持するために回転子の回転軸の両端に取り付けられた2個のベアリングのうち、一方のベアリングをモータフレームに嵌合させた金属製のブラケットで保持し、他方のベアリングを前記モータフレームの内部に保持するようにしたインナーロータ型のモールドモータにおいて、前記モータフレームは、回転子と対向するモータフレームの内周側表面に固定子鉄心端面の露出部が形成されないように前記固定子を覆う樹脂部と、前記モータフレームの内周側表面の全面に形成した第1の導電層と、前記モータフレームの外周側表面の全面に形成した第2の導電層と、前記固定子鉄心と前記第1の導電層または前記第2の導電層を電気的に接続する接続手段とを有し、前記固定子を前記第1の導電層と前記第2の導電層で囲って完全密閉状態にして前記コイルと前記回転子間を静電遮蔽したことを特徴とするモールドモータ。
IPC (3件):
H02K 5/16 ,  H02K 5/00 ,  H02K 5/08
FI (3件):
H02K5/16 A ,  H02K5/00 B ,  H02K5/08 A
Fターム (10件):
5H605AA11 ,  5H605AA12 ,  5H605BB05 ,  5H605CC02 ,  5H605CC03 ,  5H605DD01 ,  5H605EA02 ,  5H605EA06 ,  5H605EB10 ,  5H605EB15
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • モールドモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-028026   出願人:松下電器産業株式会社
  • 回転電機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-075197   出願人:松下精工株式会社
  • モールドモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-276530   出願人:日本電産シバウラ株式会社

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