特許
J-GLOBAL ID:200903080125840700
交流電動機の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
和泉 良彦
, 小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-210931
公開番号(公開出願番号):特開2006-034022
出願日: 2004年07月20日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】矩形波電圧駆動制御において、電圧SWパターン切り替えタイミングを適切に制御してトルクの過不足や過電流のおそれを抑制した電動機の制御装置を提供する。 【解決手段】矩形波制御手段2-1では、キャリア信号の谷毎に制御演算を開始する割り込みを発生し、かつ電圧SWパターンとキャリア周期の設定を行い、電圧SWパターン一区間中の最後の割り込み演算で次の電圧SWパターン切り替えからその次に電圧SWパターン切り替えを行うまでのキャリア周期を、電圧SWパターン一区間の開始から終了までの時間差をn等分(nは整数で、キャリア周期が設定可能な最小値以上で、キャリア周期が最小になる値)した値に設定する。そして最後以外の割り込み演算では電気角速度と次回に電圧SWパターンを切り替える電気角目標値の変化を監視し、一方か両方が所定の閾値を超えら前記時間差をn等分した値にキャリア周期を変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電源電圧の最高値と最低値を所定の電圧スイッチングパターンで電動機巻線の各相に印加する矩形波電圧駆動を行う交流電動機の制御装置において、
外部から与えられたトルク指令値と現在の回転速度とに応じた電圧位相目標値を出力する電圧位相生成手段と、
前記電圧位相目標値と、電動機の電気角と、前記電動機の電気角速度から前記電動機を駆動する矩形波の駆動信号を演算する矩形波制御手段と、
前記矩形波の駆動信号に応じた矩形波電圧を前記電動機巻線の各相に印加して前記電動機を駆動するインバータと、を備え、
前記矩形波制御手段は、キャリア信号の谷の位置毎に制御演算を開始するための割り込みを発生すると共に前記電圧スイッチングパターンの設定と前記キャリア信号のキャリア周期の設定とを行い、
前記電圧スイッチングパターン一区間中で、最後の前記割り込み演算において、次の電圧スイッチングパターン切り替えから、その次に電圧スイッチングパターン切り替えを行うまでのキャリア周期を、電圧スイッチングパターン一区間の開始から終了までの時間差をn等分(nは整数で、キャリア周期が設定可能な最小値以上で、キャリア周期が最小になるように出来るだけ大きな値)した値に設定し、
かつ、電圧スイッチングパターン一区間中で、最後以外の前記割り込み演算において、電気角速度および次回に電圧スイッチングパターンを切り替える電気角目標値の変化を監視し、何れか一方または両方が所定の閾値を超えた場合は、次の前記割り込み演算開始から次回に電圧スイッチングパターンを切り替える電気角目標値までの時間差をn'等分(n'は整数で、キャリア周期が設定可能な最小値以上で、キャリア周期が最小になるように出来るだけ大きな値)した値に、それ以後のキャリア周期を変更するように構成し、
キャリア周期を変更して前記電圧スイッチングパターンが切り替わるタイミングを調整することにより、電圧位相を電圧位相目標値に追従させるように制御することを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P5/41 302B
, H02P5/41 302L
Fターム (22件):
5H505BB02
, 5H505CC02
, 5H505EE41
, 5H505EE50
, 5H505FF08
, 5H505GG02
, 5H505GG04
, 5H505HB02
, 5H505JJ03
, 5H505KK09
, 5H505LL22
, 5H576BB02
, 5H576CC02
, 5H576EE01
, 5H576EE12
, 5H576FF08
, 5H576GG02
, 5H576GG04
, 5H576HB02
, 5H576JJ03
, 5H576KK08
, 5H576LL22
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (8件)
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インバータ制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-090124
出願人:株式会社富士通ゼネラル
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モータ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-112023
出願人:日産自動車株式会社
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同期モータ制御装置および電気自動車
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-208934
出願人:株式会社日立製作所
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