特許
J-GLOBAL ID:200903080132685648

シングルフェーサにおけるベルトの傾き修正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153549
公開番号(公開出願番号):特開平10-000710
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 ベルトの傾きを自動的に修正し、修正後においてベルトが蛇行するのを防止することができるベルトの傾き修正方法を提供する。【解決手段】 段ロールとの接触により移動されるベルト14の移動を張力調整ローラ15で案内する。張力調整ローラ15の両端部それぞれにシリンダ18a、18bを接続する。ベルト14の両側縁における走行方向のずれを検出し、そのずれ量が設定値を超えた場合、進み側に位置するシリンダに高圧力をかけて張力調整ローラ15とベルト14の進み側側縁部の接触圧を高め、ベルト14の傾きによる両側縁の進み遅れを修正する。ベルト14の進み遅れの修正後、シリンダの圧力を初期の設定圧力に戻す。
請求項(抜粋):
中しん紙を波状に段繰りする一対の段ロールと、一方の段ロールと対向して一方向に移動し、段繰り後、糊付けされた中しん紙にライナーを押し付けて貼合させるエンドレスのベルトと、そのベルトの張力を調整する張力調整ローラと、その張力調整ローラの両端部をローラ軸心の直交方向に押圧してベルトに張力を与える一対のシリンダから成るシングルフェーサにおけるベルトの傾き修正方法において、前記ベルトの両側縁の走行方向のずれを検出し、そのずれ量が予め設定された設定値を超えた場合に、先行側の側縁側に配置されたシリンダへの供給圧を他方のシリンダへの供給圧より大きくして、先行側の側縁部と張力調整ローラとの接触圧を高め、ベルトの両側縁の走行方向のずれ修正後、上記シリンダへの供給圧を初期の供給圧に戻すようにしたことを特徴とするシングルフェーサにおけるベルトの傾き修正方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る