特許
J-GLOBAL ID:200903080232973357

構造物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-113025
公開番号(公開出願番号):特開2004-316285
出願日: 2003年04月17日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】本発明は、敷地に余裕のない既存構造物に、簡略な構成で安価に耐震性能を付加することのできる構造物の免震構造を提供する。【解決手段】構造物1は、連通空間7を含む領域を第2の領域4、その他を第1の領域5として区分し、第2の領域4には連通空間7の底部より下方に第2の免震層12、第1の領域5には地上階に第1の免震層11が形成され、第1の免震層11及び第2の免震層12の高さ方向の段差部10aに当接する第2の領域4と第1の領域5に跨って位置する梁3aに開口部6が設けられる。これにより、第1の免震層11及び第2の免震層12は連通されて多段階免震層10を形成し、上方に位置する上部構造1aの、下方に位置する下部構造1bに対する水平方向の挙動を絶縁し、構造物1全体の固有周期を長期化するとともに上部構造1aへの地震エネルギーの入力を抑制して、構造物1の免震構造として機能する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
柱と梁を備える構造物の免震構造であって、 前記構造物の少なくとも外周に位置する柱には、地上部の中間層内に免震装置が介装されて、第1の免震層が形成されるとともに、 前記構造物内の所定領域には、前記構造物と基礎の間、もしくは柱の該第1の免震層と異なる階層内に免震装置が介装されて、第2の免震層が形成され、 前記所定領域と他の領域との境界に位置する前記水平部材には、第1の免震層と第2の免震層との高さ方向の段差部が当接する位置に、開口部が設けられて、第1の免震層及び第2の免震層が連続する多段階免震層が形成されることを特徴とする構造物の免震構造。
IPC (1件):
E04H9/02
FI (2件):
E04H9/02 331Z ,  E04H9/02 301
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)

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