特許
J-GLOBAL ID:200903080276704060

光学式読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268702
公開番号(公開出願番号):特開平11-110470
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 多面反射鏡などの異なる配置の走査光反射面の物理的な境界位置を、実際に検出した信号に基づいて判断するようにし、適切なタイミングでのデータ取り込みを行なえるようにする。【解決手段】 配置の異なる反射鏡22c,22dにてレーザ光を反射する構成であるため、より広い範囲での読取を実現するのに有利であるが、反射鏡22c,22d間の境界部分における反射光については読取データとして扱わないようにしなくてはならない。そのため、反射鏡22c,22d間の境界部分に、レーザ光を全反射させて受光センサにそのまま入射可能な構成の境界検知用反射面50を設け、この反射光に基づいて境界部分を検知すれば、これは直接的な位置情報に基づくものであるため適切に境界部分を把握することができ、その結果、境界部分以外の有効なデータを適切に取り込むことができる。
請求項(抜粋):
光ビームによる走査光を出射する走査光出射手段と、異なる配置の走査光反射面を複数備え、前記走査光出射手段から出射された走査光を前記走査光反射面にて反射させる複数反射手段と、前記複数反射手段によって反射された走査光によって発生された走査線上から反射されてくる反射光を検出する第1の受光センサと、前記第1の受光センサによって検出した反射光に基づいて前記走査線上に存在する表示のパターンを読み取る読取手段と、を備える光学式読取装置において、境界検知用の第2の受光センサを前記第1の受光センサとは別個に設け、前記複数の走査光反射面の境界部分であって、かつ前記走査光の走査経路上に、前記走査光を反射させてそのまま前記第2の受光センサに入射させる境界検知用反射面を設けると共に、前記第2の受光センサによって検出した境界検知用反射面による反射光に基づいて前記複数の走査光反射面の境界部分を検知する境界部分検知手段を備え、前記読取手段は、前記第1の受光センサにて検出した反射光の内、前記境界部分検知手段によって検知された境界部分以外の部分の反射光に基づいて、前記走査線上に存在する表示のパターンを読み取るよう構成されていることを特徴とする光学式読取装置。
IPC (2件):
G06K 7/10 ,  G06K 7/00
FI (2件):
G06K 7/10 D ,  G06K 7/00 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-248450   出願人:富士通株式会社
  • バーコード読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-276855   出願人:日本電装株式会社
  • 光受信増幅装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-223496   出願人:三菱電機株式会社
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