特許
J-GLOBAL ID:200903080296217513

動画像における移動体の特徴量抽出方法と自動追跡方法及びそれらの装置、並びに、それらの方法の実行プログラムとこの実行プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-186101
公開番号(公開出願番号):特開2003-006654
出願日: 2001年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】 動画像中の移動体の自動追跡の失敗を少なくするための移動体の特徴量抽出と自動追跡の技術を提供する。【解決手段】 あるフレームでの追跡対象を手動又は自動計算による追跡枠で指定する(処理11)。追跡対象の特徴量を計算する(処理15)際、追跡枠内の各画素に対し追跡枠に近いほど低く重み付けする演算処理を施し、非追跡対象の特徴量を排除する(処理12)。また追跡枠外領域から計算される特徴量を処理12で計算した特徴量から関数演算にて排除し、追跡枠内の非追跡対象の影響を軽減又は排除する(処理13,14)。次に上記追跡枠の過去の空間的位置情報を基に追跡対象を探索する範囲を決定する(処理16)。この探索範囲での上記特徴量の空間的分布状況を計算し(処理17)、この空間的分布状況から新しい追跡枠を探索する(処理18)。以降、処理12から処理18を繰り返し、連続して追跡枠を探索して追跡対象を追跡する。
請求項(抜粋):
動画像中の移動体の特徴量を抽出する方法であって、動画像のあるフレーム位置Fnにおいて、予めユーザまたは自動計算により、追跡の対象となる移動体である追跡対象を、該追跡対象を包含する枠である追跡枠にて指定する処理手順11と、該追跡枠内側の領域内の各画素毎の物理的な特徴量を一般的な映像処理技術によって抽出し、各画素毎に抽出された特徴量に対して、追跡枠に空間的に近い位置に存在する画素ほど低い重みを付与する所定の関数演算を施すことにより、重み付き特徴量を計算する処理手順12と、該追跡枠外側の所定領域内の各画素毎の物理的な特徴量を一般的な映像処理技術によって抽出する処理手順13と、該処理手順12にて計算された重み付き特徴量と該処理手順13にて抽出された特徴量とに非追跡対象の特徴量を排除する所定の関数演算を施すことにより、追跡対象の特徴量を計算する処理手順14と、該処理手順14にて計算された追跡対象の特徴量に対して所定の関数演算を施し、追跡対象に顕著に存在する特徴値群を計算する処理手順15と、を有することを特徴とする動画像における移動体の特徴量抽出方法。
IPC (3件):
G06T 7/20 ,  G06T 7/20 200 ,  H04N 7/18
FI (3件):
G06T 7/20 B ,  G06T 7/20 200 B ,  H04N 7/18 G
Fターム (30件):
5C054AA01 ,  5C054CA04 ,  5C054CC02 ,  5C054EA01 ,  5C054EA05 ,  5C054FC03 ,  5C054FC07 ,  5C054FC11 ,  5C054FC13 ,  5C054FF02 ,  5C054HA05 ,  5C054HA13 ,  5C054HA18 ,  5C054HA31 ,  5L096BA02 ,  5L096CA02 ,  5L096CA24 ,  5L096DA01 ,  5L096EA35 ,  5L096EA39 ,  5L096FA00 ,  5L096FA37 ,  5L096FA39 ,  5L096GA19 ,  5L096GA41 ,  5L096HA03 ,  5L096HA05 ,  5L096JA04 ,  5L096JA11 ,  5L096JA13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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