特許
J-GLOBAL ID:200903080308835587

工作機械総合監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-324584
公開番号(公開出願番号):特開2008-137102
出願日: 2006年11月30日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
【課題】ニューラルネットワークにおいて工作機械の正常な状態のみの学習を行いながらもワークの加工前、加工中の異常と工作機械の故障とを監視する。【解決手段】振動センサ2aは工作機械Xの振動を検出し信号入力部2を通して対象信号を特徴量抽出部3a,3bに与える。特徴量抽出部3aは加工前の振動の特徴量を抽出し、特徴量抽出部3bは加工中の振動の特徴量を抽出する。各特徴量抽出部3a,3bで得られた特徴量は、それぞれ競合学習型ニューラルネットワーク1a,1bに入力され、競合学習型ニューラルネットワーク1a,1bによる特徴量のカテゴリの分類結果を受けて、クラスタ判定部4a,4bでは、それぞれ加工前の異常の有無と加工中の異常の有無を判定する。また、履歴判定部4cでは、競合学習型ニューラルネットワーク1a,1bで求めた乖離度の履歴を用いて、工作機械Xの故障の有無を監視する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
工作機械から生じる振動を反映した電気信号である対象信号が入力される信号入力部と、対象信号から複数のパラメータからなる特徴量を抽出する第1および第2の特徴量抽出部と、各特徴量抽出部により抽出した特徴量のカテゴリをそれぞれ分類する第1および第2のニューラルネットワークと、各ニューラルネットワークによる分類結果を用いて工作機械の異常の有無を総合的に判定する判定部とを備え、第1のニューラルネットワークは、工作機械によるワークの加工前において空動作させたときの対象信号について第1の特徴量抽出部により抽出した特徴量を正常と異常とのカテゴリに分類し、第2のニューラルネットワークは、工作機械によるワークの加工中において生じる対象信号について第2の特徴量抽出部により抽出した特徴量を正常と異常とのカテゴリに分類し、判定部は、第1および第2のニューラルネットワークによる分類結果と、第1のニューラルネットワークにおける出力層のニューロンの重み係数と第1の特徴量抽出部で得られた特徴量との乖離度の履歴、および第2のニューラルネットワークにおける出力層のニューロンの重み係数と第2の特徴量抽出部で得られた特徴量との乖離度の履歴とを用いることにより、工作機械によるワークの加工前および加工中の異常の有無と工作機械の故障の有無とを総合的に判定することを特徴とする工作機械総合監視装置。
IPC (2件):
B23Q 15/12 ,  B23Q 17/12
FI (2件):
B23Q15/12 A ,  B23Q17/12
Fターム (3件):
3C001KA07 ,  3C001SA01 ,  3C001TC06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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