特許
J-GLOBAL ID:200903080334744603

ダンパー機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-264921
公開番号(公開出願番号):特開2000-088000
出願日: 1998年09月18日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 多段特性を有するダンパー機構においてヒステリシストルクの立ち上がりを緩和することにより音や振動を生じにくくする。【解決手段】 ダンパー機構4は、入力回転部材2とハブ3とダンパーとを備えている。ダンパーは入力回転部材2とハブ3との間に配置され両部材間でトルクを伝達するとともに捩り振動を減衰するための機構である。ダンパーは、第2バネ21と、バネ206と、第1バネ16と、摩擦機構242とを含んでいる。バネ206は第2バネ21と直列に作用するように配置され、第2バネ21より剛性が高い。第1バネ16はバネ206に対して直列に作用するように配置されている。摩擦機構242は第1バネ16と並列に作用するように配置されている。バネ206が発生するトルクは第1バネ16のイニシャルトルクと摩擦機構242のヒステリシストルクの合計より大きくなり得る。
請求項(抜粋):
第1回転部材(3,19)と、前記第1回転部材に相対回転可能に配置された第2回転部材(2,48,93)と、前記第1回転部材と前記第2回転部材との間に配置され、両部材間でトルクを伝達するとともに捩じり振動を減衰するための機構(4)であって、捩じり特性1段目で圧縮される第1弾性部材(21)と、捩じり特性2段目でのみ圧縮されて1段目より高い剛性をもたらすための第2弾性部材(206)と、前記第2弾性部材に対して直列に作用するように配置された第3弾性部材(16)と、前記第3弾性部材と並列に作用するように配置された摩擦機構(242)とを含むダンパー(4)とを備え、前記第2弾性部材が発生するトルクは前記第3弾性部材のイニシャルトルクと前記摩擦機構のヒステリシストルクの合計より大きくなり得る、を備えたダンパー機構。
IPC (2件):
F16D 13/64 ,  F16F 15/129
FI (2件):
F16D 13/64 B ,  F16F 15/129 C
Fターム (16件):
3J056AA33 ,  3J056AA38 ,  3J056AA58 ,  3J056AA62 ,  3J056BA03 ,  3J056BB16 ,  3J056BE27 ,  3J056CX01 ,  3J056CX12 ,  3J056CX16 ,  3J056CX25 ,  3J056CX28 ,  3J056CX44 ,  3J056CX82 ,  3J056GA02 ,  3J056GA12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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