特許
J-GLOBAL ID:200903080379429270

電気二重層キャパシタ用セパレータ及び電気二重層キャパシタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 善廣 ,  阿部 伸一 ,  辻田 幸史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-065610
公開番号(公開出願番号):特開2008-227296
出願日: 2007年03月14日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】引張強度等の十分な機械的強度および引張伸びを有し、良好な電解液濡れ性が阻害されず電解液浸透性や電解液保持性が良好で、円筒形のキャパシタ内に組み込まれる時に切れることのなく作業ができる電気二重層キャパシタ用セパレータを提供する。【解決手段】平均繊維径1.5μm以下の無機繊維と、繊維径30μm以下のモノフィラメント状有機繊維を骨格材とし、これら骨格材である前記繊維材料同士が、無機バインダーと有機バインダーによって結合された湿式抄造シートよりなるセパレータであって、無機バインダーが、BET法による比表面積当たりの水酸基の量が20μmol/m2以上、レーザー散乱法による平均粒径が2μm以下、アスペクト比が10以上のシリカ系鱗片状無機物を主体とし、湿式抄造シート中、無機繊維が55〜95質量%、骨格材が2〜35質量%、無機バインダーが0.5〜10質量%含まれる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
平均繊維径1.5μm以下の無機繊維と、繊維径30μm以下のモノフィラメント状有機繊維を骨格材とし、これら骨格材である前記繊維材料同士が、無機バインダーと有機バインダー(前記モノフィラメント状有機繊維が高融点成分と低融点成分を含む複合繊維である場合は前記モノフィラメント状有機繊維の低融点成分が有機バインダーを兼ねることも可)によって結合された湿式抄造シートよりなる電気二重層キャパシタ用セパレータであって、前記無機バインダーが、BET法による比表面積当たりの水酸基の量が20μmol/m2以上、レーザー散乱法による平均粒径が2μm以下、アスペクト比が10以上のシリカ系鱗片状無機物を主体とする無機バインダーであり、前記湿式抄造シート中、前記無機繊維が55〜95質量%、前記骨格材として機能するモノフィラメント状有機繊維が2〜35質量%、前記無機バインダーが0.5〜10質量%含まれることを特徴とする電気二重層キャパシタ用セパレータ。
IPC (1件):
H01G 9/02
FI (2件):
H01G9/00 301C ,  H01G9/02 301
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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