特許
J-GLOBAL ID:200903080387711944
加速度と角速度との双方を検出する装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-159196
公開番号(公開出願番号):特開2002-350138
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 加速度と角速度との双方を感度良く検出する。【解決手段】 主基板300の4か所にC字型の貫通スリットSを形成し、4枚の翼状片を有する振動部310が、周囲の固定部330に対して、可撓性をもった橋梁部320によって4か所において支持される構造を形成する。4枚の翼状片上には、上面を伸縮させるための励振素子361〜364を貼り付け、この励振素子により、振動部310を上方に凸にしたり下方に凸にしたり交互に変形させ、その重心を紙面垂直Z軸方向に振動させる。加速度による力もしくは角速度に基づくコリオリ力が振動部310に作用すると、4本の橋梁部320に撓みが生じる。この撓みを、橋梁部320の上に貼り付けた十文字状圧電素子370の所定箇所に形成した電極E331〜E338の電圧に基づいて検出し、振動部310の振動周波数成分を角速度成分とし、バイアス成分を加速度成分とする。
請求項(抜粋):
XYZ三次元座標系における少なくともいずれか1座標軸方向の加速度、ならびにXY平面に含まれる少なくとも1軸まわりの角速度を検出する装置であって、形状が変化する性質を有し、この形状変化により重心が移動する振動子と、装置筐体に固定された固定部と、一端が前記振動子の所定箇所に接続され、他端が前記固定部の所定箇所に接続され、可撓性をもった材料から構成され、前記振動子を前記固定部に対して所定の自由度の範囲内で変位可能となるように支持する橋梁部と、前記振動子の重心がZ軸に沿って振動するように、前記振動子の形状を周期的に変形させるZ軸方向励振部と、前記振動子に作用する外力を検出する力検出部と、前記力検出部の検出結果に基づいて、前記装置筐体に対して作用した加速度および角速度の双方を示す電気信号を出力する信号出力部と、を備えることを特徴とする加速度と角速度との双方を検出する装置。
IPC (5件):
G01C 19/56
, G01P 9/04
, G01P 15/09
, G01P 15/125
, G01P 15/18
FI (5件):
G01C 19/56
, G01P 9/04
, G01P 15/09
, G01P 15/125
, G01P 15/00 K
Fターム (8件):
2F105BB20
, 2F105CC04
, 2F105CD02
, 2F105CD03
, 2F105CD05
, 2F105CD06
, 2F105CD11
, 2F105CD13
引用特許:
前のページに戻る