特許
J-GLOBAL ID:200903080451634991

分散ミラードディスクシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-191719
公開番号(公開出願番号):特開2003-006015
出願日: 2001年06月25日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】いわゆる組み込み処理に費やされる時間を大幅に短縮することを可能とした分散ミラードディスクシステムを提供する。【解決手段】多重化を構成するディスク8をもつ各コンピュータ2が、ディスク8の書き込み単位であるデータブロック14に対応して設けられるフラグ12を保持し、書き込み処理部4によるデータの書き込みの前後に、書き込み前処理部10および書き込み後処理部11が、他のコンピュータ2と同期して、対応するフラグ12のセットおよびリセットを行う。これにより、あるコンピュータ2が障害から復帰した際に、最新のデータを保持するコンピュータ2のもつフラグ12が不一致の状態を示すデータブロック14とその障害から復帰したコンピュータ2のもつフラグ12が不一致の状態を示すデータブロック14とをコピーするのみで良いようにし、組み込み処理に費やされる時間を大幅に短縮する。
請求項(抜粋):
ネットワークで接続される2台のコンピュータそれぞれに備えられたディスクを用いて2重化ディスクを構成する分散ミラードディスクシステムにおいて、前記各コンピュータは、前記ディスクの書き込み単位であるブロックそれぞれに対応して設けられる複数のフラグを格納するフラグ格納手段と、前記ディスクにデータを書き込む前に、そのブロックに対応するフラグをオンにするとともに、相手のコンピュータが稼働中であれば、そのフラグをオンにする旨を相手のコンピュータに通知する書き込み前処理手段と、前記ディスクに対するデータの書き込み時に、相手のコンピュータが稼働中であれば、前記書き込み前処理手段により通知されたフラグのオンを完了した旨が相手のコンピュータから通知されるのを待って、その書き込みを実行するとともに、そのデータを相手のコンピュータに送信し、相手のコンピュータが停止中であれば、その書き込みを即座に実行する書き込み処理手段と、前記ディスクにデータを書き込んだ後に、相手のコンピュータが稼働中であれば、前記書き込み処理手段により送信されたデータの書き込みを完了した旨が相手のコンピュータから通知されるのを待って、そのブロックに対応するフラグをオフにするとともに、そのフラグをオフにする旨を相手のコンピュータに通知する書き込み後処理手段と、オン状態にあるフラグに対応するブロックのデータを相手のコンピュータに順次送信するとともに、そのデータの書き込みを完了した旨が相手のコンピュータから通知されるのを待って、そのフラグをオフにする組み込みコピー手段とを具備することを特徴とする分散ミラードディスクシステム。
IPC (4件):
G06F 12/00 531 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 12/16 310
FI (4件):
G06F 12/00 531 D ,  G06F 3/06 304 F ,  G06F 11/20 310 C ,  G06F 12/16 310 J
Fターム (13件):
5B018GA04 ,  5B018HA05 ,  5B018KA22 ,  5B018MA12 ,  5B034BB02 ,  5B034CC01 ,  5B034DD06 ,  5B065BA01 ,  5B065EA34 ,  5B065EA35 ,  5B082DE03 ,  5B082DE05 ,  5B082GB02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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