特許
J-GLOBAL ID:200903080454639250

クロマトグラフィ/分光測定データの解析でデータビンニングを用いる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 川口 義雄 ,  一入 章夫 ,  小野 誠 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-509381
公開番号(公開出願番号):特表2005-528606
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
クロマトグラフィ/分光測定法、特に2次元多変量統計解析を用いる液体クロマトグラフィ(LC)/質量分析(MS)から得た3次元データを解析する方法がここに開示されている。LC部はサンプル中の分析物の分離を可能にする。このような方法から得られた情報は一般に保持時間(R)に依存する。この分析物はシステムを通って進行するとともに、LC/MSシステムのMS領域に入る。この分析物はそこでイオン化され、その後質量検出器がこれらイオン化種を検出する。この方法で入手した情報は一般に、対応するm/z値の強度として報告される。したがって、LC/MSシステムは少なくとも3個の情報を供給する。主成分分析(PCA)は、異なったサンプル間でこのタイプのデータの多変量解析を行う頑強たる方法である。しかしながら、一般に、PCA分析は2次元データだけを使用して行われる。したがって、LC/MS操作から得られるデータの少なくとも1つのパラメータが失われることが予期されるが、ここで開示した方法では、3つの数学的次元はすべて保存される。
請求項(抜粋):
(a)サンプルについてデータを得るステップ(前記データは少なくとも3つのパラメーターによって特徴づけられ、前記パラメーターの少なくとも1つは時間と相関関係にある。)、 (b)ステップ(a)からの前記データをビンニングして複数のビンニングされたデータ集合を形成するステップ(ビンサイズは時間パラメーターに基づいて選択され、前記データ集合におけるデータ点は残りのパラメーターの2つを用いて特徴づけられる。)、 (c)前記ビンデータ集合のそれぞれを整列されたビンデータ集合に変換するステップ(すべてのビンデータ集合は同じ数のデータ点を有し、および前記整列されたデータ集合における各第1パラメーターについて少なくとも1つのビンデータ集合がゼロでない第2パラメーターを有するように、ゼロの第2パラメータを有する整列データ点が前記ビンデータ集合に加えられる。) (d)前記整列されたビンデータ集合を、1つの軸上の前記第1パラメータおよび第2の軸上のビン番号および交差部分に記録されたデータ点の前記第2パラメータにより揃えることにより2次元配列を形成するステップ、および (e)ステップ(d)から得た前記データを2次元多変量統計解析にかけるステップ を含む、2次元解析法を使用してサンプルから得た3次元データを解析する方法。
IPC (4件):
G01N30/86 ,  G01N30/62 ,  G01N30/72 ,  G01N30/74
FI (4件):
G01N30/86 G ,  G01N30/62 E ,  G01N30/72 C ,  G01N30/74 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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