特許
J-GLOBAL ID:200903080464477275

燃料電池発電システムとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 巖 ,  駒田 喜英 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-266419
公開番号(公開出願番号):特開2004-103487
出願日: 2002年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】燃料電池の排空気中の水を回収する装置と、燃料電池の排熱を貯える貯湯槽を有するシステムにおいて、なおかつ余剰となる熱を、前記排空気中の水分を放出することなく、有効に暖房の熱源に利用することが可能な燃料電池発電システムとその運転方法を提供する。【解決手段】回収水系機器は排ガス冷却器と回収水冷却器11とを備え、貯湯槽は過昇温防止用の温水冷却器18を備え、さらに、少なくとも室外の熱を室内へ汲み上げるヒートポンプ運転が可能な室外用熱交換器51と室内用熱交換器50とを有する空調装置を備えた燃料電池発電システムにおいて、回収水冷却器11および温水冷却器18の少なくとも一方の作動を検知することにより、当該回収水冷却器および温水冷却器の少なくとも一方の排熱を前記空調装置の室外用熱交換器51に導入して、ヒートポンプの熱源として利用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
炭化水素系原燃料を水蒸気改質して得られた燃料ガスと酸化剤ガスとしての空気との電気化学反応に基づいて電気および熱エネルギーを発生する燃料電池本体と、燃料改質系機器と、燃料電池の冷却水系機器と、燃料電池の排空気および燃料改質器の燃焼排ガス中の水を回収する回収水系機器と、前記熱エネルギーの一部を温水として貯える貯湯槽とを有し、さらに、前記回収水系機器は排ガス冷却器と回収水冷却器とを備え、かつ前記貯湯槽は過昇温防止用の温水冷却器を備えた燃料電池発電システムの運転方法において、 前記燃料電池発電システムは、少なくとも室外の熱を室内へ汲み上げるヒートポンプ運転が可能な室外用熱交換器と室内用熱交換器とを有する空調装置を備え、前記回収水冷却器および温水冷却器の少なくとも一方の作動を検知することにより、当該回収水冷却器および温水冷却器の少なくとも一方の排熱を前記空調装置の室外用熱交換器に導入して、ヒートポンプの熱源として利用することを特徴とする燃料電池発電システムの運転方法。
IPC (2件):
H01M8/04 ,  H01M8/00
FI (2件):
H01M8/04 J ,  H01M8/00 Z
Fターム (2件):
5H027AA02 ,  5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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