特許
J-GLOBAL ID:200903080490185649

多段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁 ,  磯貝 克臣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-503399
公開番号(公開出願番号):特表2008-534873
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
本発明は、入力軸と出力軸(AN、AB)、4組の遊星歯車セット(RS1〜RS4)、回転可能な8本の軸(1〜8)、及び、5つのシフトエレメント(A〜E)を備えた8段変速機に関する。第4歯車セット(RS4)のキャリヤー(ST4)と入力軸(AN)とは、第1軸(1)として相互に結合しており、第3歯車セット(RS3)のキャリヤー(ST3)と出力軸(AB)とは、第2軸(2)として相互に結合している。第3歯車セット(RS3)の太陽歯車(SO3)と第4歯車セット(RS4)の太陽歯車(SO4)とは、第3軸(3)として相互に結合しており、第1歯車セット(RS1)の内歯歯車(HO1)は、第4軸(4)を形成している。第2歯車セット(RS2)の内歯歯車(HO2)と第1歯車セット(RS1)の太陽歯車(SO1)は、第5軸(5)として相互に結合している。一方、第1歯車セット(RS1)のキャリヤー(ST1)と第3歯車セット(RS3)の内歯歯車(HO3)とは、第6軸(6)として相互に結合している。第2歯車セット(RS2)の太陽歯車(SO2)と第4歯車セット(RS4)の内歯歯車(HO4)は、第7軸(7)として相互に結合している。一方、第2歯車セット(RS2)のキャリヤー(ST2)は、第8軸(8)を形成している。パワーフロー方向に、第1シフトエレメント(A)は、第3軸(3)とギヤハウジング(GG)との間に配置されており、第2シフトエレメント(B)は、第4軸(4)とハウジング(GG)との間に配置されており、第3シフトエレメント(C)は、第5軸と第1軸(5、1)との間に配置されており、第4シフトエレメント(D)は、第8軸と第2軸(8、2)との間、または、第8軸と第6軸(8、6)との間、に配置されており、第5シフトエレメント(E)は、第7軸と第5軸(7、5)との間、または、第7軸と第8軸(7、8)の間、あるいは、第5軸と第8軸(5、8)との間、に配置されている。第2及び第4遊星歯車セット(RS2、RS4)は、軸方向に見て、ある平面内に径方向に上下に配置されており、軸方向に第1及び第3遊星歯車セット(RS1、RS3)の間の領域に配置されている。
請求項(抜粋):
遊星構造の多段変速機、特には自動車用の自動変速機であって、駆動軸(AN)、出力軸(AB)、4組の遊星歯車セット(RS1、RS2、RS3、RS4)、少なくとも8本の回転可能軸(1、2、3、4、5、6、7、8)ならびに5つのシフトエレメント(A、B、C、D、E)を有し、それらの選択的係合が駆動軸(AN)と出力軸(AB)との間に異なるギヤ比を生じ、その結果、前進8段及び少なくとも後進1段が実現可能であり、そのとき ・第4遊星歯車セット(RS4)のキャリヤー(ST4)と駆動軸(AN)とは、回転しないように相互に結合されて、第1軸(1)を形成しており、 ・第3遊星歯車セット(RS3)のキャリヤー(ST3)と出力軸(AB)とは、相互に結合されて、第2軸を形成しており、 ・第3遊星歯車セット(RS3)の太陽歯車(SO3)と第4遊星歯車セット(RS4)の太陽歯車(SO4)とは、回転しないように相互に結合されて、第3軸(3)を形成しており、 ・第1遊星歯車セット(RS1)の内歯歯車(HO1)は、第4軸(4)を形成しており、 ・第2遊星歯車セット(RS2)の内歯歯車(HO2)と第1遊星歯車セット(RS1)の太陽歯車(SO1)とは、回転しないように相互に結合されて、第5軸(5)を形成しており、 ・第1遊星歯車セット(RS1)のキャリヤー(ST1)と第3遊星歯車セット(RS3)の内歯歯車(HO3)とは、回転しないように相互に結合されて、第6軸(6)を形成しており、 ・第2遊星歯車セット(RS2)の太陽歯車(SO2)と第4遊星歯車セット(RS4)の内歯歯車(HO4)とは、回転しないように相互に結合されて、第7軸(7)を形成しており、 ・第2遊星歯車セット(RS2)のキャリヤー(ST2)は、第8軸(8)を形成しており、 ・第1シフトエレメント(A)は、パワーフローの中で、第3軸(3)と変速機のハウジング(GG)との間に配置されており、 ・第2シフトエレメント(B)は、パワーフローの中で、第4軸(4)と変速機のハウジング(GG)との間に配置されており、 ・第3シフトエレメント(C)は、パワーフローの中で、第5軸(5)と第1軸(1)との間に配置されており、 ・第4シフトエレメント(D)は、パワーフローの中で、第8軸(8)と第2軸(2)との間、または、第8軸(8)と第6軸(6)との間、のいずれかに配置されており、 ・第5シフトエレメント(E)は、パワーフローの中で、第7軸(7)と第5軸(5)との間、第7軸(7)と第8軸(8)との間、あるいは、第5軸(5)と第8軸(8)との間、のいずれかに配置されている ことを特徴とする多段変速機。
IPC (1件):
F16H 3/66
FI (1件):
F16H3/66 Z
Fターム (16件):
3J028EA09 ,  3J028EA25 ,  3J028EA27 ,  3J028EB09 ,  3J028EB13 ,  3J028EB31 ,  3J028EB33 ,  3J028EB54 ,  3J028EB62 ,  3J028FA06 ,  3J028FC12 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC25 ,  3J028FC26 ,  3J028GA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る