特許
J-GLOBAL ID:200903080554689743

内膜肥厚抑制剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸 ,  夫 世進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-163277
公開番号(公開出願番号):特開2006-335695
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】静脈グラフト移植の際、術後の静脈グラフトの新生内膜肥厚による狭窄を予防することができ、動脈グラフト移植の際には、動脈グラフトの吻合部における新生内膜肥厚による狭窄を予防することができる内膜肥厚抑制剤を提供する。【解決手段】0.001-0.1重量%(10〜1000ppm)のポリフェノールを溶解した溶液に移植用動静脈グラフトを、例えば室温にて1時間浸漬することで、血管平滑筋細胞の増殖を抑制し、新生内膜肥厚を抑制する。ポリフェノールとして特に適しているのは、(-)-エピガロカテキン-3-O-ガレート(EGCg)である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
グラフト移植用の静脈または動脈を、移植前に浸漬することにより移植後の内膜肥厚を抑制する内膜肥厚抑制剤であって、ポリフェノールを0.001-0.3重量%含むことを特徴とする動静脈グラフト移植用の内膜肥厚抑制剤。
IPC (4件):
A61K 31/353 ,  A61F 2/06 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/14
FI (4件):
A61K31/353 ,  A61F2/06 ,  A61P9/10 ,  A61P9/14
Fターム (14件):
4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BA08 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086MA65 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA36 ,  4C086ZB21 ,  4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097BB07 ,  4C097DD01 ,  4C097FF04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2002, 2002, 23
  • 日本動脈硬化学会総会プログラム・抄録集, 2003, 35, 186

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