特許
J-GLOBAL ID:200903080598379253

液晶デバイス、その製造方法及び、これを用いた液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006460
公開番号(公開出願番号):特開平9-255954
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 低電圧駆動性、高コントラストを維持向上させ、比抵抗、電圧保持率、製造時の耐高真空性を改善し、高信頼性の光散乱形の液晶デバイスを提供する。【解決手段】 透明性電極層を有する2枚の基板間に、4位にF、Cl、-OCF3、-CF3、アルキル基又はアルコキシル基を有し、2又は3位にF又はCH3を有していても良いフェニル基を有する2〜3環のトラン系液晶性化合物を含有する液晶材料と、分岐基を有していても良い脂肪族炭化水素鎖又は中間に脂環式炭化水素を含む脂肪族炭化水素鎖で連結されたジアクリレートを含有する重合性組成物を重合してなる透明性固体物質を含有する調光層を有する光散乱形液晶デバイス。
請求項(抜粋):
透明性電極層を有する少なくとも一方が透明な2枚の基板と、2枚の基板間に挟持された調光層を有し、該調光層が液晶材料及び透明性固体物質を含有する光散乱形液晶デバイスにおいて、前記液晶材料が一般式(I-1)【化1】(式中、R11は炭素原子数2〜7の直鎖状アルキル基又は直鎖状アルコキシル基を表わし、X11はフルオロ基、クロロ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオルメチル基、炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基又はアルコキシル基を表わし、X12、X13、Y1及びY2は各々独立的に水素原子又はフルオロ基を表わす。)で表わされる化合物群(I-1)、一般式(I-2)【化2】[式中、R12は炭素原子数2〜7の直鎖状アルキル基、直鎖状アルケニル基又は一般式【化3】CpH2p+1-O-CqH2q-(式中、p及びqは各々独立的に1〜5の整数を表わす。)で表わされるアルコキシアルキル基を表わし、X14はフルオロ基、クロロ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオルメチル基、炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基又はアルコキシル基を表わし、X15、X16、Y3及びY4は各々独立的に水素原子又はフルオロ基を表わし、nは0又は1を表わす。]で表わされる化合物群(I-2)及び一般式(I-3)【化4】(式中、R13は炭素原子数2〜7の直鎖状アルキル基又はアルケニル基を表わし、R14は炭素原子数1〜7の直鎖状アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基又はアルケニルオキシ基を表わし、 Y5は水素原子、フルオロ基又はメチル基を表わし、Y6及びY7は各々独立的に水素原子又はフルオロ基を表わし、 Z1は単結合、-COO-、-C2H4-又は-C4H8-を表わし、rは0又は1を表わす。)で表わされる化合物群(I-3)からなる3群の化合物群のうち、2又は3群の化合物群から各々選ばれる少なくとも1つ以上の化合物を含有する液晶材料であり、前記透明性固体物質が一般式(II-1)【化5】(式中、R41及びR42は水素原子又はメチル基を表わし、R′はアルキル分岐基を有していても良く又はメチレン鎖の一部が脂環式で置換されていても良い炭素原子数が6〜50のアルキレン基を示す。)で表わされるアルキレンジ(メタ)アクリレート誘導体から選ばれる高分子形成性化合物を含有する重合性組成物を重合して成る透明性固体物質であることを特徴とする液晶デバイス。
IPC (5件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/18 ,  C09K 19/30 ,  C09K 19/54 ,  G02F 1/13 500
FI (5件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/18 ,  C09K 19/30 ,  C09K 19/54 Z ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (13件)
全件表示

前のページに戻る