特許
J-GLOBAL ID:200903080626880427

プレス成形性、焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157902
公開番号(公開出願番号):特開平6-340940
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 プレス成形性、低温焼付硬化性の少なくとも一方が一層向上したアルミニウム合金板を提供する。【構成】 Mg:0.15〜2.0%、Si:0.2〜2.0%、Sn:0.03〜0.3%を必須成分とするAl合金の圧延後、溶体化処理、40〜130°C×0.5〜48hrの予備時効を施す。成形時の耐力が低く高い伸びを得るには、Mg:0.15〜2.0%、Si:0.3〜1.5%、Sn:0.03〜0.2%の組成で、40〜100°C×2hr以上の予備時効を施す。優れた低温(約170°C以下)焼付硬化性を得るには、Mg:0.3〜1.5%、Si:0.2〜2.0%、Sn:0.06〜0.3%の組成で、溶体化焼入の温度60〜130°Cに0.5〜48hr保持の予備時効を施す。室温時効硬化の低減効果もある。Mn、Cr、Zr、Cu、Ag等を添加できる。自動車ボディ用に適している。
請求項(抜粋):
時効処理されたアルミニウム合金板であって、重量%で(以下、同じ)、Mg:0.15〜2.0%、Si:0.2〜2.0%及びSn:0.03〜0.3%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなることを特徴とするプレス成形性、焼付硬化性に優れたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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