特許
J-GLOBAL ID:200903080687033247

高入力力率電源回路およびこの電源回路の過電流保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259349
公開番号(公開出願番号):特開平8-103080
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 コンデンサとスイッチ素子に耐圧の低い、損失の少ない部品を使用し、変換効率の高い力率改善された電源回路を得ることを目的とする。【構成】 交流電源10にブリッジ型全波整流器11、インダクタンス素子14、ダイオード15を順次直列に介してコンデンサ12とトランス21に接続し、1次巻線22を第1のスイッチ素子16に接続し、インダクタンス素子14の他端を第2のスイッチ素子20に接続し、第1、第2のスイッチ素子16、20のゲートに、駆動回路13を接続したものである。駆動回路13は、制御信号が入力すると、まず第1のスイッチ素子16がオンし、T1だけ遅れて第2のスイッチ素子20がオンする。つぎに、制御信号がなくなると、第2のスイッチ素子20がまずオフし、T2だけ遅れて第1のスイッチ素子16がオフする。このようにして第2のスイッチ素子20のオン時間は、第1のスイッチ素子16のオン時間より短い信号で駆動することができ、コンデンサ12の昇圧電圧を低くすることができる。
請求項(抜粋):
交流電源10をブリッジ型全波整流器11で整流した電圧を第1のスイッチ素子16で高周波スイッチングする電源回路において、前記ブリッジ型全波整流器11の正端子からインダクタンス素子14、ダイオード15を順次直列に介してコンデンサ12とトランス21の1次巻線22の一端に接続し、前記1次巻線22の他端を前記第1のスイッチ素子16のドレインに接続し、前記インダクタンス素子14とダイオード15の接続点を第2のスイッチ素子20のドレインに接続し、前記第1のスイッチ素子16と第2のスイッチ素子20のソースをコンデンサ12の負端子とブリッジ型全波整流器11の負端子に接続し、前記第1のスイッチ素子16、第2のスイッチ素子20のゲートに、同一のPWM制御用IC19の出力信号に遅延時間を持たせて、第2のスイッチ素子20を第1のスイッチ素子16より短く駆動する駆動回路13を接続したことを特徴とする高入力力率電源回路。
IPC (3件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/155 ,  H02M 3/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • スイッチング回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-039953   出願人:日本電気株式会社
  • スイッチング電源回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-289995   出願人:ファナック株式会社

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