特許
J-GLOBAL ID:200903080757318538

弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002527
公開番号(公開出願番号):特開平10-200370
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 挿入損失を増大させることなく、通過帯域近傍の周波数領域における減衰量の拡大を図り得る弾性表面波フィルタを得る。【解決手段】 直列腕共振子S1,S2及び並列腕共振子P1〜P3を有するラダー型回路構成を備えた弾性表面波フィルタにおいて、パッケージ材7内において、入力端子1に近接した接続点n1に接続されている第1の並列腕共振子P1の基準電位に接続される電極と、出力端子2に近接した接続点n3に接続されている第2の並列腕共振子P3の基準電位に接続される電極とがパッケージ内で電気的に絶縁され、これらを別個に引出し、第1,第2の並列腕共振子以外の並列腕共振子P2の基準電位に接続される電極を、第1または第2の並列腕共振子P1またはP2の基準電位に接続される電極とをパッケージ材7で短絡してなる弾性表面波フィルタ。
請求項(抜粋):
入出力端子間を直列腕とし、該直列腕と基準電位との間に複数の並列腕を有するラダー型回路を構成するように、圧電基板に直列腕共振子及び並列腕共振子を形成してなる弾性表面波フィルタ素子と、前記弾性表面波フィルタ素子を収納しており、かつ弾性表面波フィルタ素子に接続される複数の電極ランドを有するパッケージ材と、前記弾性表面波フィルタ素子の入出力端子及び基準電位端子と、前記パッケージ材の複数の電極ランドとをそれぞれ接続している複数のボンディングワイヤーとを備える弾性表面波フィルタにおいて、前記並列腕が3個以上形成されており、入力端子とラダー型回路において入力端子に最近接した直列腕共振子との間の接続点と基準電位との間に接続された第1の並列腕共振子と、出力端子とラダー型回路において出力端子に最近接した直列腕共振子との間の接続点と基準電位との間に接続された第2の並列腕共振子とを有し、前記第1,第2の並列腕共振子の基準電位電極が、それぞれ、パッケージ材に形成された互いに電気的に絶縁されている第1,第2の電極ランドに接続されており、かつ第1,第2の並列腕共振子以外の並列腕共振子の基準電位電極が第1または第2の並列腕共振子の基準電位電極とパッケージ材内で短絡されていることを特徴とする、弾性表面波フィルタ。
IPC (3件):
H03H 9/25 ,  H03H 9/145 ,  H03H 9/64
FI (3件):
H03H 9/25 A ,  H03H 9/145 D ,  H03H 9/64 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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