特許
J-GLOBAL ID:200903080793889096

ホール素子を用いた電力量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 峯岸 武司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-241617
公開番号(公開出願番号):特開2003-057271
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 不平衡電圧の変動周期と積分回路の積分周期が同期していないために不平衡電圧が完全に除去できず誤差成分として電力量に含まれて計測されていた。【解決手段】 計測電圧Vからゼロクロス検出回路27がゼロクロス信号を生成し、この信号の周波数を分周回路28が分周する。制御信号発生回路29がこの分周信号から制御信号S1,S2を生成する。ホール素子22を流れるホール電流Icの向きを反転させる電流切換スイッチ25a,25bと、差動増幅回路23で増幅された信号の極性を反転させる増幅出力切換スイッチ26とが、制御信号S1,S2により制御される。積分回路24は、増幅出力切換スイッチ26の出力した信号を制御信号S1の周期単位で積分処理して積算電力量へ変換して出力する。これにより、積分回路24の積分周期は、不平衡電圧の変動周期に一致するようになるので、不平衡電圧が完全に除去されて、電力量が正確に計測できる。
請求項(抜粋):
計測電圧に相当するホール電流を入力する入力端子およびホール電圧を出力する出力端子を有し計測電流に相当する磁界中に置かれるホール素子と、所定周期毎に反転する制御信号を生成する制御信号生成手段と、ホール電流が前記入力端子に入力される向きを前記制御信号をもとに前記所定周期毎に反転させる第1のスイッチング手段と、前記出力端子から出力されるホール電圧を差動増幅する差動増幅手段と、この差動増幅手段の出力を前記制御信号をもとに前記所定周期毎に反転させる第2のスイッチング手段と、この第2のスイッチング手段の出力を前記制御信号をもとに前記所定周期毎に積分する積分手段とを有して構成されるホール素子を用いた電力量計において、前記制御信号生成手段は、前記計測電圧からゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出手段と、前記ゼロクロス信号の周波数を分周する分周手段とを備え、この分周手段から出力される分周信号をもとに前記制御信号を生成することを特徴とするホール素子を用いた電力量計。
IPC (2件):
G01R 21/08 ,  G01R 22/00 120
FI (2件):
G01R 21/08 ,  G01R 22/00 120 J
引用特許:
審査官引用 (2件)

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