特許
J-GLOBAL ID:200903080814992453

スパークプラグおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-270076
公開番号(公開出願番号):特開平11-111426
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 3層構造を有する接地電極を備えたスパークプラグにおいて、使用時に、接地電極内部の層界面における界面剥離発生を低減する。【解決手段】 接地電極4は、純ニッケル製の第1の金属層41、該第1の金属層41を被覆する銅製の第2の金属層42、該第2の金属層42を被覆するインコネル製の第3の金属層43の3層構造を有している。そして、第1の金属層41と第2の金属層42との界面44には、ニッケル-銅合金からなる第1の拡散層が形成され、第2の金属層42と第3の金属層43との界面45には、銅-インコネル合金からなる第2の拡散層が形成されている。
請求項(抜粋):
中心電極(3)と、前記中心電極(3)の先端部(3a)を露出させた状態で前記中心電極(3)の周囲を覆う絶縁体(2)と、前記絶縁体(2)の周囲に配設され前記絶縁体(2)を保持する取付金具(1)と、前記取付金具(1)に固定され、前記中心電極(3)の前記先端部(3a)に、放電ギャップ(6)を隔てて対向する対向部(4a)を有する接地電極(4)とを備えるスパークプラグにおいて、前記接地電極(4)は、第1の金属層(41)、該第1の金属層(41)を被覆し前記第1の金属層(41)よりも熱伝導性に優れた第2の金属層(42)、該第2の金属層(42)を被覆し熱膨張係数が前記第2の金属層(42)よりも前記第1の金属層(41)に近い耐熱性および耐腐食性に優れた第3の金属層(43)の3層構造を有しており、前記第1の金属層(41)と前記第2の金属層(42)との界面(44)には、前記第1の金属層(41)の金属と前記第2の金属層(42)の金属との合金からなる第1の合金層が形成され、前記第2の金属層(42)と前記第3の金属層(43)との界面(45)には、前記第2の金属層(42)の金属と前記第3の金属層(43)の金属との合金からなる第2の合金層が形成されていることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (3件):
H01T 13/39 ,  H01T 13/20 ,  H01T 21/02
FI (3件):
H01T 13/39 ,  H01T 13/20 E ,  H01T 21/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-118882
  • 特開平4-043585
  • 特開平4-337271
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