特許
J-GLOBAL ID:200903080923980244

缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217143
公開番号(公開出願番号):特開平10-060542
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 冷延後の焼鈍条件を緩和でき、より安定した高効率の操業を可能にし、0.35mm以下の極薄鋼板の成形性および加工後の表面の美麗性に優れた缶用鋼板の製造方法を提案する。【解決手段】 重量%で、C:0.0005〜0.0150%、Nb:0.003 〜0.025 %を含有する鋼素材を、850 〜1000°Cの仕上熱間圧延、熱延後の急冷処理および1sec 以上の空冷を施し、650 °C以上の温度で巻き取り、熱延板中のNb析出量を添加Nb量の50%以上とし、ついで冷間圧延および再結晶温度以上800 °C以下の連続焼鈍を施す。圧下率1 〜20%の2次冷間圧延を行ってもよい。エンドレス仕上圧延をエンドレス圧延とするのが好ましい。また、仕上熱間圧延のうち少なくとも1スタンド以上で摩擦係数が0.2 以下の潤滑圧延を施すのが好ましい。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.0005〜0.0150%、Nb:0.003 〜0.025 %を含有する鋼素材を、粗および仕上の熱間圧延および熱間圧延後の処理により、熱延板中のNb析出量を添加Nb量の50%以上とし、ついで冷間圧延および連続焼鈍を施すことを特徴とする成形性および加工後の表面美麗性に優れた缶用鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C21D 9/46 K ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (6件)
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