特許
J-GLOBAL ID:200903080925949522

固定型等速自在継手およびその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165952
公開番号(公開出願番号):特開2001-349332
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 最大作動角のより一層の高角化を実現する上で、ケージの強度アップを容易に実現することにある。【解決手段】 複数のトラック溝22を形成した継手外輪25と、複数のトラック溝27を形成した継手内輪28と、継手内外輪28,25の両トラック溝22,27間に介在したボール29と、継手内外輪28,25間でボール29を保持するケージ30とを備えた固定型等速自在継手において、トラックオフセット量をF、ケージオフセット量をf、継手内輪28のトラック溝27の曲率中心O2とボール中心とを結ぶ線分の長さをPCRとした時、(f+F)/PCR=0.1のとき、f/(f+F)=0.35以上(f+F)/PCR=0.2のとき、f/(f+F)=0.11以上(f+F)/PCR=0.3のとき、f/(f+F)=0.03以上の条件を満たすように設定されている。
請求項(抜粋):
内球面に複数のトラック溝を円周方向等間隔に軸方向に沿って開口端に向けて形成した継手外輪と、外球面に前記継手外輪のトラック溝と対をなす複数のトラック溝を円周方向等間隔に軸方向に沿って形成した継手内輪と、前記継手外輪と継手内輪の両トラック溝間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、継手外輪の内球面と継手内輪の外球面との間に介在してボールを保持するケージとを備えた固定型等速自在継手において、前記継手外輪のトラック溝の曲率中心と、前記継手内輪のトラック溝の曲率中心とが、前記ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされ、かつ、前記ケージの外球面中心と内球面中心とが、前記継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされ、前者のトラックオフセット量をF、後者のケージオフセット量をf、前記継手外輪のトラック溝の曲率中心または継手内輪のトラック溝の曲率中心とボール中心とを結ぶ線分の長さをPCRとした時、(f+F)/PCR=0.1のとき、f/(f+F)=0.35以上(f+F)/PCR=0.2のとき、f/(f+F)=0.11以上(f+F)/PCR=0.3のとき、f/(f+F)=0.03以上の条件を満たすように設定されていることを特徴とする固定型等速自在継手。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 自動車用固定型等速自在継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-133998   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 特開平4-193437
  • 特開昭58-090433
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