特許
J-GLOBAL ID:200903080950061099
ツインクラッチ式変速装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
田中 香樹
, 平木 道人
, 田邉 壽二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-255125
公開番号(公開出願番号):特開2009-085324
出願日: 2007年09月28日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】軸上を摺動する変速ギヤに備えられるドグクラッチのドグ歯に段差を設けることで、変速ショックを低減するようにしたツインクラッチ式変速装置を提供する。【解決手段】メインシャフトとカウンタシャフトとの間に複数の歯車対を有する変速機と、メインシャフト上に配設されるツインクラッチとを備え、該ツインクラッチによってエンジンの回転駆動力を変速機との間で断接するツインクラッチ式変速装置において、複数の歯車対のうち、回転駆動力を伝達する1つの歯車対を選択するために軸方向に摺動可能に取り付けられた摺動可能ギヤと、軸方向に摺動不能に取り付けられた摺動不能ギヤとの間にドグクラッチを設ける。ドグクラッチのドグ歯に、ドグクラッチで回転駆動力が伝達される時にドグ孔の側壁面と当接する部分と、ドグクラッチで回転駆動力が伝達されない時にドグ孔の側壁面と当接する部分との間に、軸方向の高さを異ならせた段差を形成する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
メインシャフトとカウンタシャフトとの間に複数の歯車対を有する変速機と、前記メインシャフト上に配設されるツインクラッチとを備え、該ツインクラッチによって動力源の回転駆動力を前記変速機との間で断接するようにしたツインクラッチ式変速装置において、
前記メインシャフトは、奇数変速段のギヤを支持する内筒と、偶数変速段のギヤを支持する外筒とから構成され、
前記ツインクラッチは、前記内筒へ伝達される回転駆動力を断接する第1クラッチと、前記外筒へ伝達される回転駆動力を断接する第2クラッチとから構成され、
前記歯車対は、前記カウンタシャフトに回転駆動力を伝達する1つの歯車対を選択するために軸方向に摺動可能に取り付けられた摺動可能ギヤと、軸方向に摺動不能に取り付けられた摺動不能ギヤとから構成され、
前記摺動可能ギヤは、前記内筒、前記外筒および前記カウンタシャフトのそれぞれに設けられ、該摺動可能ギヤに係合するシフトフォークで摺動されることによって、同軸上で隣り合う前記摺動不能ギヤとの間で回転駆動力の断接を行い、
前記変速機は、前記摺動ギヤが所定の位置にある時に前記ツインクラッチの接続状態を切り換えることで、隣接する変速段への変速ができるように構成されており、
前記摺動可能ギヤと、該摺動可能ギヤと同軸上で隣り合う摺動不能ギヤとの間に、ドグ歯とドグ孔が噛み合うことで回転駆動力を伝達するドグクラッチが設けられており、
前記ドグ歯には、前記ドグクラッチによって前記メインシャフトの回転駆動力が伝達される時に前記ドグ孔の側壁面と当接する部分と、前記ドグクラッチによって前記メインシャフトの回転駆動力が伝達されない時に前記ドグ孔の側壁面と当接する部分との間に、軸方向の高さを異ならせた少なくとも2段の段差が形成されていることを特徴とするツインクラッチ式変速装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3J028EA21
, 3J028EA22
, 3J028EB33
, 3J028EB35
, 3J028EB62
, 3J028EB67
, 3J028FA12
, 3J028FB05
, 3J028FB12
, 3J028FC32
, 3J028FC43
, 3J028FC57
, 3J028FC63
, 3J028GA01
, 3J028HA23
引用特許:
出願人引用 (4件)
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変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-287984
出願人:本田技研工業株式会社
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パワーユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-050508
出願人:本田技研工業株式会社
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ツインクラッチ式マニュアルトランスミッション
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-208788
出願人:日産自動車株式会社
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変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-250059
出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (3件)
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パワーユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-050508
出願人:本田技研工業株式会社
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ツインクラッチ式マニュアルトランスミッション
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-208788
出願人:日産自動車株式会社
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変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-250059
出願人:本田技研工業株式会社
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